Windows Live Syncとは? わかりやすく解説

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Windows Live Sync

読み方ウィンドウズライブシンク
別名:Live Sync

Windows Live Syncとは、MicrosoftWindows Liveサービスとして提供している、P2P転送を行うファイル同期サービスの名称である。

Windows Live Syncでは、ファイル同期P2P技術利用して行われ中央のサーバー経由しないので、比較的高い転送速度期待できるまた、複数台のPC間でファイル同期が可能である。ファイル転送P2Pだが、共有相手指定共有するフォルダ指定といった各種管理Windows LiveWebサービス上で行われるこのため、Windows Live Syncは「ハイブリッドP2P方式」と呼ばれることもある。

Windows Live Syncは、Windows Live ID持っていれば誰でも無償利用でき、転送できるファイル容量制限がないなどの利点がある。他方同期を行うためには、共有相手PC稼動しており、ネットワーク接続されている必要がある

Windows Liveにおけるファイル管理向けのサービスとしては、オンラインストレージサービスWindows Live SkyDriveなどもある。Windows Live SkyDriveアップロードできるファイルサイズ一定の制限があるが、非同期ファイル共有を図ることができるといった利点がある。


参照リンク
Windows Live Sync - (Windows Live
Webサービスのほかの用語一覧
Windows Live:  Windows Live OneCare  Windows Live フォト ガジェット  Windows Live SkyDrive  Windows Live Sync
Yahoo!:  井上雅博  ジェリー・ヤン  孫正義

Windows Live Mesh

(Windows Live Sync から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 21:51 UTC 版)

Windows Live Mesh(ウィンドウズ ライブ メッシュ)はマイクロソフトが提供していたファイル同期サービス。旧称「Windows Live Sync」。

元は2002年に設立された米FolderShare社が提供するFolderShareというサービスだったが、2005年にマイクロソフトが同社を買収し、Windows Live FolderShareとなった[1]。その後、2008年にLive Syncに移行[2]した。これは当時のWindows Live おすすめパック(後のWindows Essentials)には含まれておらず、単体での提供となっていたが、おすすめパックに含まれていたWindows Live フォト ギャラリーの同期機能として組み込まれていた。2010年にリリースされたWindows Live Essentials 2011にて、Live Meshと統合されて現在の名称になった。

無料のサービスであるが、利用にはWindows Live ID(現:Microsoft アカウント)が必要。 同期はP2P、すなわち片方のPCから別のPCに直接ファイルが転送される形で同期が行われる。そのため、サーバを介して同期するサービスと比べて、一般的に転送速度で勝る。その一方で、両方のコンピュータが起動していないと同期ができないという欠点も存在する。

自分のPC間の同期、バックアップのほか、他人とファイルを共有することもできる。

PC間で同期できる容量には制限はないが、Live Syncではフォルダ数は20であり、またそれぞれのフォルダにつき20000ファイルまでという制限があった。これらの制限はバージョン2011では緩和されている(具体的な上限値は不明)。

2013年2月13日にサービス終了。以降は、SkyDrive(現:Microsoft OneDrive)を使うことをマイクロソフトは推奨している。ただし、SkyDriveは上位バージョンというわけではなく、SkyDriveでは実現できない機能も存在する。

SkyDrive との同期

バージョン2011からはSkyDrive(現:Microsoft OneDrive)上に設けられた「SkyDrive同期ストレージ」という5GBの専用領域と同期する機能も備えた。これによって、前述の欠点は部分的ながら解消されている。なお、従来のSkyDriveのフォルダーとは同期できない。

同期ストレージはSkyDriveの従来の領域である25GBとは別に確保され、1ファイルあたり50MBの制限もない。また、SkyDriveのWebインターフェースを用いて同期ストレージ上のファイルをダウンロードすることはできるが、閲覧、オフィス文書の編集、アップロード等はできない。

参照


「Windows Live Sync」の例文・使い方・用例・文例

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