UrlAuthorizationModule クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


UrlAuthorizationModule は、現在のユーザーの Name またはユーザーが属すロールの一覧に基づいて、そのユーザーが要求している URL にアクセスできるかどうかを決定します。ユーザー名が決定される方法については、「ASP.NET の認証」を参照してください。ユーザーのロールを管理する方法については、「ロールを使用した承認の管理」を参照してください。
ユーザーまたはロールの承認は、authorization 構成要素を使用して管理されます。それぞれ allow または deny の各サブ要素を使用して、ユーザーまたはロールのアクセスが許可または拒否されます。allow と deny の各サブ要素は、構成ファイル内に現れる順番で解釈されます。ある要素がいったんアクセスを許可または拒否されると、そこで UrlAuthorizationModule の承認チェックは完了します。たとえば、次の Web.config ファイルの authorization セクションでは、匿名ユーザーのアクセスを拒否することによってユーザーにログオンを要求し、Administrators ロールのユーザーのみにアクセスを許可しています。Administrators ロール以外のユーザーは拒否されます。
<authorization> <deny users="?" /> <allow roles="Administrators" /> <deny users="*" /> </authorization>
URL に対するユーザーまたはロールのアクセスを拒否するには、そのユーザーまたはロールを明確に拒否する必要があります。つまり、前の例で <deny users="*" /> 要素と指定していなかった場合、認証されたユーザーは全員そのロールに関係なく、要求する URL にアクセスできることになります。


System.Web.Security.UrlAuthorizationModule


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


UrlAuthorizationModule コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


このコンストラクタは、アプリケーション コードから呼び出すためのものではありません。
ASP.NET は、このコンストラクタを呼び出して、UrlAuthorizationModule クラスのインスタンスを作成します。コンストラクタを呼び出すと、コンストラクタは Init メソッドを呼び出して新しい UrlAuthorizationModule オブジェクトを初期化します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


UrlAuthorizationModule メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CheckUrlAccessForPrincipal | ユーザーが要求されているファイルに対してアクセス許可を持っているかどうかを判断します。 |
![]() | Dispose | UrlAuthorizationModule で使用されていたすべてのリソース (メモリを除く) を解放します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Init | UrlAuthorizationModule オブジェクトを初期化します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

UrlAuthorizationModule メンバ
ユーザーが要求している URL にアクセスするためのアクセス許可を持っているかどうかを検証します。このクラスは継承できません。
UrlAuthorizationModule データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CheckUrlAccessForPrincipal | ユーザーが要求されているファイルに対してアクセス許可を持っているかどうかを判断します。 |
![]() | Dispose | UrlAuthorizationModule で使用されていたすべてのリソース (メモリを除く) を解放します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Init | UrlAuthorizationModule オブジェクトを初期化します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

Weblioに収録されているすべての辞書からUrlAuthorizationModuleを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- UrlAuthorizationModuleのページへのリンク