StandardOleMarshalObject

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

StandardOleMarshalObject クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

標準の共通言語ランタイム (CLR) フリー スレッド化マーシャラを標準の OLE STA マーシャラで置き換えます。

名前空間: System.Runtime.InteropServices
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<ComVisibleAttribute(True)> _
Public Class StandardOleMarshalObject
    Inherits MarshalByRefObject

Visual Basic (使用法)

Dim instance As StandardOleMarshalObject

C#

[ComVisibleAttribute(true)] 
public class StandardOleMarshalObject : MarshalByRefObject

C++

[ComVisibleAttribute(true)] 
public ref class StandardOleMarshalObject :
 public MarshalByRefObject

J#

/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
public class StandardOleMarshalObject extends
 MarshalByRefObject

JScript

ComVisibleAttribute(true) 
public class StandardOleMarshalObject extends
 MarshalByRefObject

解説

StandardOleMarshalObject クラスは、OLE がホストするオブジェクトに対して行う呼び出しが UI スレッド以外のスレッドに入らないようにします。

この機能を取得するには、クラスを StandardOleMarshalObject クラスから派生する必要があります。

継承階層

System.Object
   System.MarshalByRefObject
    System.Runtime.InteropServices.StandardOleMarshalObject
       System.Windows.Forms.AccessibleObject

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
StandardOleMarshalObject メンバ
System.Runtime.InteropServices 名前空間

StandardOleMarshalObject コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

StandardOleMarshalObject クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Runtime.InteropServices
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New StandardOleMarshalObject

C#

protected StandardOleMarshalObject ()

C++

protected:
StandardOleMarshalObject ()

J#

protected StandardOleMarshalObject ()

JScript

protected function StandardOleMarshalObject
 ()

解説

クラスを StandardOleMarshalObject クラスから派生する必要があります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
StandardOleMarshalObject クラス
StandardOleMarshalObject メンバ
System.Runtime.InteropServices 名前空間

StandardOleMarshalObject メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	CreateObjRef	リモート オブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービス オブジェクトを取得します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	InitializeLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービス オブジェクトを取得します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	オーバーロードされます。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)

参照

関連項目

StandardOleMarshalObject クラス
System.Runtime.InteropServices 名前空間

StandardOleMarshalObject メンバ

標準の共通言語ランタイム (CLR) フリー スレッド化マーシャラを標準の OLE STA マーシャラで置き換えます。

StandardOleMarshalObject データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

プロテクト コンストラクタ

	名前	説明
	StandardOleMarshalObject	StandardOleMarshalObject クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	CreateObjRef	リモート オブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 (MarshalByRefObject から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービス オブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	InitializeLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービス オブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	オーバーロードされます。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)

参照

関連項目

StandardOleMarshalObject クラス
System.Runtime.InteropServices 名前空間