SH-Mobile Gシリーズとは? わかりやすく解説

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SH-Mobile Gシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:34 UTC 版)

SuperH」の記事における「SH-Mobile Gシリーズ」の解説

SH-MobileベースW-CDMAおよびGSM対応のベースバンド回路統合した製品で、NTTドコモおよび複数携帯電話メーカー共同開発された。ベースバンドプロセッサおよびOS動作するアプリケーションプロセッサにはARMアーキテクチャ採用しSH-4およびPowerVR等の各種IPマルチメディア等の高負荷処理を担当するSH-Mobile G1 2006年5月量産出荷開始富士通三菱電機シャープの3社が2006年ドコモ夏モデルから採用し1年2カ月1000万個を出荷した。。 SH-Mobile G2 第二世代下り最大3.6MbpsのHSDPAGPRSEDGEの対応に加えOSミドルウェアドライバなどの一体化行った。このバージョンのものから、富士通三菱電機シャープの3社が開発加わった2006年9月サンプル出荷開始し2007年第3四半期から量産出荷行っている。 SH-Mobile G3 第三世代下り最大7.2MbpsのHSDPAカテゴリー8)に対応し、このバージョンのものからソニー エリクソン開発参加した2007年10月サンプル出荷開始している。 SH-Mobile G4 第四世代2008年開発表明ドコモルネサス富士通シャープの4社共同開発となった。45nmプロセス採用し新たにHSUPAHD画像処理対応したSH-Mobile AG5 第五世代2010年発表され2011年量産出荷開始された。ドコモルネサス富士通NECパナソニック モバイルコミュニケーションズシャープの6社共同開発となった最大動作周波数1.2GHzと、iモードケータイとしては最高クラスである「スマホ並み」の性能標榜していたが、既にガラケー市場終焉期であり、ガラケー性能がいくら高くて大した意味はなく、コンシューマ向けSuperHシリーズとしては最後製品となった。SH-Mobile Gシリーズで唯一ベースバンド・プロセッサとアプリケーション・プロセッサを統合しておらず、2009年10月LTEベースバンドモデム技術「LTE-PF」の開発完了したドコモとの兼ね合いから、ドコモライセンス先であるMediaTekからベースバンドチップを購入することになるのか、あるいは2010年7月ノキアベースバンド部門購入したルネサスが、元ノキア技術元に開発したベースバンドチップを提供するのか、あるいはそれ以外他社から購入するのか、ベースバンドチップを「自由に選べると言うポジティブ報道もあったが、単にメーカー都合無駄に複雑な仕様になっただけで、スナドラ比較すると、コスト的にも発熱的にも単純に不利であった

※この「SH-Mobile Gシリーズ」の解説は、「SuperH」の解説の一部です。
「SH-Mobile Gシリーズ」を含む「SuperH」の記事については、「SuperH」の概要を参照ください。

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