S204
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 00:35 UTC 版)
「スバル・インプレッサ (2代目)」の記事における「S204」の解説
新型S204は2006年1月13日に発売された。WRX STiを基にしており、S203と似ている。ルーフスポイラーを廃止し、他のインプレッサラインとは異なるグリルを採用する。S204は、最高出力324 PS(239 kW、320 bhp)の2リットル(EJ20)水平対向4気筒エンジンと6速マニュアルギアボックスを搭載する。巡航時には、トップギアで3,000 rpmで100 km/hを達成し、約6,600 rpmで220 km/hに達する[要出典]。 サスペンションは「硬い」と言うことができるだろう。STiのロゴとヤマハのロゴが入った「パフォーマンスダンパー」と呼ばれる横方向にマウントされる部品の含めることでねじり剛性が高められている。その結果、コーナリング(旋回)は非常に優れていると言うことができるだろう。また、既に低いサスペンション設定にカーボンファイバー製のフロントリップスポイラーとリアディフューザーを追加し、さらに低扁平率のピレリPゼロ(コルサ)タイヤを採用していることから、主に舗装された道路での使用が想定されている。 レカロは、S204の運転席と助手席のシートにカーボンファイバーを多用している。高い位置に配置されたサイドボルスターは、横方向に力がかかる操作をする際にドライバーを大きく支持し、この車のコーナリング性能には欠かせないものと考えられている。また、このシートは設計上硬く、他のインプレッサに比べてほとんどクッション性がない。 富士重工業が制作したS204の広告資料によると、S204は600台の限定生産であった。番号が振られたバッジは、それぞれの車のエンジンルーム内に設置され、ギアレバーの根元に小さなプレートとしても貼られている。しかし、ニュージーランドでは5台のWRX STI S204がスバル愛好家のために販売された。この5台のS204は、他国に送られた他のS204(例えばシンガポールに30台)とは異なり、600台製造されたと言われている各車を識別するためのキャビン内バやエンジンベイ内のバッジが付けられていない。この5台のバッジがないことから、S204の製造台数の実数については疑問視されている。 S204 生産内訳 (国内のみ、3台のプリプロを含む) カラー名称 カラーコード 台数 % WRブルーマイカ 02C 143 26.1% オプシディアンブラックパール 32J 94 17.2% クリスタルグレーメタリック 48W 311 56.8% TOTAL 548 100.0%
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