Redox (オペレーティングシステム)
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Redoxのロゴマーク。
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Orbital (GUI) を起動しているRedox
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開発者 | Jeremy Soller and Redox Developers[1] |
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プログラミング言語 | Rust、アセンブリ言語 |
OSの系統 | Unix系 |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | オープンソース |
初版 | 2015年4月20日 |
最新安定版 | 0.9.0[2][3] ![]() |
最新開発版 | 0.9.0[4] ![]() |
リポジトリ | |
対象市場 | デスクトップ、ワークステーション、サーバ、組み込みシステム |
使用できる言語 | 英語 |
パッケージ管理 | pkgutils |
プラットフォーム | x86-64 |
カーネル種別 | マイクロカーネル |
ユーザランド | カスタム |
既定のUI | CUI, GUI |
ライセンス | MIT |
ウェブサイト | www |
RedoxはRustで書かれたUnix系マイクロカーネルオペレーティングシステムである。ライセンスはMIT License[5][6]。Redoxは既に実ハードウェア上で動作している[7]。
RedoxはJeremy Sollerにより開発が開始され、2015年4月20日にGitHubに最初のコミットがなされた[8]。現在に至るまで40人以上の貢献者によって活発に開発が進められている[9]。
OSコンポーネント(エコシステム)
RedoxはプロジェクトがRustで記述した以下のようなソフトウェアからなるエコシステムから成っている。
- Redoxカーネル
- Ionシェル
- Sodium(テキストエディタ、Vimライク)
- TFS(ファイルシステム、ZFSライク)
- Orbital(ウィンドウシステム、描画プログラム、ウィジェット・ツールキット)
- ralloc: メモリアロケータ
- magnet: パッケージ管理システム
コマンドラインアプリケーション
Redoxは、以下のCUIプログラムをサポートする。
- Sodium(viのようなテキストエディタ。構文の強調表示を提供する)
- Rusthello(高度なリバーシのAI。並列性が非常に高く、Redoxのマルチスレッド機能の証として機能する。ブルートフォーシング、ミニマックス、ローカル最適化、ハイブリッドAIなどのさまざまなAI戦略をサポートしている)
参考文献
- ^ “Redox Contributors”. GitHub. 2017年1月12日閲覧。
- ^ "Redox OS 0.9.0"; 著者名 (文字列): Ron Williams; 閲覧日: 2024年9月9日.
- ^ "Redox OS 0.9 Brings COSMIC Apps, Better Performance & Improved Linux App Compatibility"; 閲覧日: 2024年9月11日; 作品または名前の言語: 英語; 出版日: 2024年9月9日; 機関誌: マイケル・ララベル.
- ^ Ron Williams; Jeremy Soller; Ribbon. “Redox OS 0.9.0”. 2024年9月9日閲覧.
- ^ “Redox Website”. 2017年1月12日閲覧。
- ^ Yegulalp, Serdar. “Rust's Redox OS could show Linux a few new tricks”. InfoWorld
- ^ “Redox Screenshots”. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “Redoxのファーストコミット”. GitHub. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “Redox Repository”. GitHub. 2016年3月26日閲覧。
外部リンク
- Redox (オペレーティングシステム)のページへのリンク