PaintValueEventArgs

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

PaintValueEventArgs クラス

PaintValue メソッドのデータを提供します。

名前空間: System.Drawing.Design
アセンブリ: System.Drawing (system.drawing.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class PaintValueEventArgs
    Inherits EventArgs

Visual Basic (使用法)

Dim instance As PaintValueEventArgs

C#

public class PaintValueEventArgs : EventArgs

C++

public ref class PaintValueEventArgs : public
 EventArgs

J#

public class PaintValueEventArgs extends EventArgs

JScript

public class PaintValueEventArgs extends
 EventArgs

解説

PaintValueEventArgs は、指定されたオブジェクトの値に基づいた領域内で UITypeEditor が描画を行うために必要な情報 (描画領域を示す Rectangle や描画に使用する Graphics オブジェクトなど) をすべて提供します。

使用例

PaintValueEventArgs を返すメソッドのコード例を次に示します。これは、オブジェクトの値が表す内容を、指定した領域内に描画するために必要なデータを提供します。

Visual Basic

Public Function CreatePaintValueEventArgs(ByVal
 context As System.ComponentModel.ITypeDescriptorContext, ByVal
 value As Object, ByVal graphics As Graphics, ByVal bounds As Rectangle)
 As PaintValueEventArgs
    Dim e As New PaintValueEventArgs(context,
 value, graphics, bounds)
    ' The context of the paint value event         e.Context
    ' The object representing the value to paint   e.Value
    ' The graphics to use to paint                 e.Graphics
    ' The rectangle in which to paint              e.Bounds        
               
    Return e
End Function

C#

public PaintValueEventArgs CreatePaintValueEventArgs(System.ComponentModel.ITypeDescriptorContext
 context, object value, Graphics graphics, Rectangle bounds)
{
    PaintValueEventArgs e = new PaintValueEventArgs(context, value,
 graphics, bounds);
    // The context of the paint value event         e.Context
    // The object representing the value to paint   e.Value
    // The graphics to use to paint                 e.Graphics
    // The rectangle in which to paint              e.Bounds       
                
    return e;
}

C++

PaintValueEventArgs^ CreatePaintValueEventArgs( System::ComponentModel::ITypeDescriptorContext^
 context, Object^ value, Graphics^ graphics, Rectangle bounds )
{
   PaintValueEventArgs^ e = gcnew PaintValueEventArgs( context, value, graphics,
 bounds );
   // The context of the paint value event         e.Context
   // The Object representing the value to paint   e.Value
   // The graphics to use to paint                 e.Graphics
   // The rectangle in which to paint              e.Bounds
   return e;
}

J#

public PaintValueEventArgs CreatePaintValueEventArgs(System.ComponentModel.
    ITypeDescriptorContext context, Object value, Graphics graphics,
    Rectangle bounds)
{
    PaintValueEventArgs e = new PaintValueEventArgs(context, value,
 
        graphics, bounds);
    // The context of the paint value event         e.Context
    // The object representing the value to paint   e.Value
    // The graphics to use to paint                 e.Graphics
    // The rectangle in which to paint              e.Bounds       
                
    return e;
} //CreatePaintValueEventArgs

.NET Framework のセキュリティ

• NamedPermissionSet  (システム リソースへのフル アクセスのためのアクセス許可)。LinkDemand、InheritanceDemand (要求値)。FullTrust (関連する状態)。

継承階層

System.Object
   System.EventArgs
    System.Drawing.Design.PaintValueEventArgs

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
PaintValueEventArgs メンバ
System.Drawing.Design 名前空間

PaintValueEventArgs コンストラクタ

指定した値を使用して、PaintValueEventArgs クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Drawing.Design
アセンブリ: System.Drawing (system.drawing.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    context As ITypeDescriptorContext, _
    value As Object, _
    graphics As Graphics, _
    bounds As Rectangle _
)

Visual Basic (使用法)

Dim context As ITypeDescriptorContext
Dim value As Object
Dim graphics As Graphics
Dim bounds As Rectangle

Dim instance As New PaintValueEventArgs(context,
 value, graphics, bounds)

C#

public PaintValueEventArgs (
    ITypeDescriptorContext context,
    Object value,
    Graphics graphics,
    Rectangle bounds
)

C++

public:
PaintValueEventArgs (
    ITypeDescriptorContext^ context, 
    Object^ value, 
    Graphics^ graphics, 
    Rectangle bounds
)

J#

public PaintValueEventArgs (
    ITypeDescriptorContext context, 
    Object value, 
    Graphics graphics, 
    Rectangle bounds
)

JScript

public function PaintValueEventArgs (
    context : ITypeDescriptorContext, 
    value : Object, 
    graphics : Graphics, 
    bounds : Rectangle
)

パラメータ

context

値が表示されるコンテキスト。

value

描画する値。

graphics

描画に使用する Graphics オブジェクト。

bounds

描画領域を示す Rectangle。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	graphics が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
PaintValueEventArgs クラス
PaintValueEventArgs メンバ
System.Drawing.Design 名前空間

PaintValueEventArgs プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Bounds	描画領域を示す四角形を取得します。
	Context	値が表示されるコンテキストに関する追加情報を取得するために使用する ITypeDescriptorContext インターフェイスを取得します。
	Graphics	描画に使用する Graphics オブジェクトを取得します。
	Value	描画する値を取得します。

参照

関連項目

PaintValueEventArgs クラス
System.Drawing.Design 名前空間

PaintValueEventArgs メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

PaintValueEventArgs クラス
System.Drawing.Design 名前空間

PaintValueEventArgs メンバ

PaintValue メソッドのデータを提供します。

PaintValueEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	PaintValueEventArgs	指定した値を使用して、PaintValueEventArgs クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Bounds	描画領域を示す四角形を取得します。
	Context	値が表示されるコンテキストに関する追加情報を取得するために使用する ITypeDescriptorContext インターフェイスを取得します。
	Graphics	描画に使用する Graphics オブジェクトを取得します。
	Value	描画する値を取得します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

PaintValueEventArgs クラス
System.Drawing.Design 名前空間