POSレジ
別名:POSレジスタ,POSレジスター,POSキャッシュレジスター
POSレジとは、POS(販売時点情報管理)機能を備えたレジ(レジスタ)のことである。
レジは小売店などにおいて精算を行うために用いられる設備(金銭登録機)であるが、最近では単なる金銭登録だけでなく、販売状況の集計管理を行うPOSシステムの一部として機能している。今日の小売店で用いられているレジは大半がPOS機能を備えたPOSレジである。
POSシステムは、大規模なものであればサーバーとクライアント端末のネットワークとして構築されるが、小規模であればPOSレジのみで足りる。この場合、POSレジがすなわちその店のPOSシステムそのものであるということになる。
最近ではPOSレジの機能をタブレット型端末などのスマートデバイス上で実現するモバイルアプリも複数登場している、国内の主なアプリとしては、ユビレジ、Airレジなどがある。ちなみに、NTTデータが提供する「モバイルレジ」は、POSレジではなくモバイル端末を利用した決済サービスである。
POSレジスタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:31 UTC 版)
一般的には、販売店舗で売上会計を行うために店舗内に1台ないし複数台設置されるキャッシュレジスターを指す。 2019年現在では、Windows Embedded POSReady 7 やWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBを搭載したPOS端末も登場している。パソコンの小型化・高性能化を受けて、マイクロソフト主導で開発されたもので、Microsoft Windowsの技術を活用することで、開発コストを格段に抑えた周辺機器との接続仕様「オープンPOS」が発表された。オープンで多様なPOS端末の実現とPOSアプリケーション開発の生産性向上を目指してOPOS協議会が設立され、参加する各社はその仕様に準拠した製品を開発、それらの導入例も増えている。 近年では質の良いオープンソースソフトウェアの登場により、Linuxを利用した製品も発表されている。 このことから、近年のPOSレジスタはほぼパソコンである。
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