ストアコンピュータ(ストアコントローラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:31 UTC 版)
「販売時点情報管理」の記事における「ストアコンピュータ(ストアコントローラ)」の解説
バックヤードと呼ばれる店舗内の事務所に設置され、複数のPOSレジスタからの情報を統合したデータを作成する。また、ポータブルデータターミナルからの棚卸しデータも集計するとともに、 EOSを用いた仕入れ作業にも活用されている。チェーンストアでは商品発注機能も内包していることが多い。 商品単品の仕入れ先毎のデータ集計などを容易に行うことができるほか、仕入時の過不足を極力低減して商品仕入れの精度を向上することができる。大手チェーンなどではさらに通信回線を使用して本社サーバーに接続、そこで全店の在庫や販売の管理を行っている。 大規模なシステムでは雇用や勤怠管理など、売上で在庫以外の店舗全体の店舗管理機能を内包する場合もある。 今日大手コンビニなどではWindowsやUNIXを使ったストアコンピュータ(ストアコントローラ、PCやワークステーション)を使用している。一般商店でもこれに追随して置き換えをおこなう傾向にある。 また近年の光回線の普及をうけて、インターネットを通じてデータセンタにシステムを集約させることにより店舗に配置する機器の縮小を図る「インターネットPOS」の導入例も増えつつある。
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