POUタンパク質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/08 17:08 UTC 版)
「ホメオドメインフォールド」の記事における「POUタンパク質」の解説
POU領域を含むタンパク質は、ホメオドメインと、構造的によく似ているが別のPOUドメインの含む。POUドメインは2つのヘリックスターンヘリックスからなり、やはりDNAに結合する。これら2つのドメインは可変ループでつながれ、標的DNAの両端とそれぞれのドメインが5'-ATGCAAAT-3'という保存配列で結合できるようにする。POUタンパク質の個々のドメインのDNAへの結合力は弱いが、配列特異性による親和力は強い。興味深いことに、POUドメイン自体の配列はラムダファージの抑制因子と構造的な類似性が見られる。 表 話 編 歴 タンパク質の三次構造全般 タンパク質ドメイン フォールディング タンパク質構造 αフォールド ヘリックスバンドル グロビンフォールド ホメオドメインフォールド αソレノイド βフォールド 免疫グロブリンフォールド βバレル βプロペラドメイン α/βフォールド TIMバレル ロイシンリッチリピート フラボドキシンフォールド チオレドキシンフォールド 三葉結び目フォールド α+βフォールド フェレドキシンフォールド リボヌクレアーゼA SH2ドメイン イレギュラードメイン コノトキシン ←二次構造 四次構造→
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