PAKUTASOとは? わかりやすく解説

PAKUTASO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 14:03 UTC 版)

PAKUTASO/ぱくたそ
URL www.pakutaso.com
言語 日本語
タイプ フォトアーカイブ
収益 広告収入
スローガン 使って楽しい、見て楽しい
営利性 なし
登録 不要
開始 2011年4月 (13年前) (2011-04)
現在の状態 現行
ライセンス
明記なし

PAKUTASO(ぱくたそ)は、商用利用が可能な写真素材(ストック写真)を無料で配布しているウェブサイトの一つ。同ジャンルのサービスとしては珍しく[1]、独自のテーマに基づいた写真素材、時事ネタインターネット・ミームを題材にしたオリジナル企画を展開しており、コンテンツサイトとしての特色もある[1]

概要

配布素材

配布されている写真素材は全て無料でダウンロード可能であり、クレジット表記なしで商用利用もできる[2]。また、全ての写真にノイズ処理やトリミング加工が施されている[3]カメラマンならびにモデルは登録制であり、広告収入や企業からのスポンサー費用で収益を得ている[注釈 1]

人物写真

自然や風景といった写真素材の他に、実際にプロのモデルを起用した写真素材も無料配布されている。中でも「クリスマスぼっち写真」などユニークな写真素材や[4]、「街頭演説風写真素材」、パロディ写真素材などが話題を集め、企画のリリース毎にニュースサイトにメディア記事が掲載されている[2][4][5]

企画素材

サービスの特徴として、写真素材の特集企画を多々行っていることが上げられる。例を挙げると、西アジア北端の国「グルジア」の風景写真を取り上げたものや、「三宅太鼓」をフィーチャーしたもの。また、特定企業の社員を被写体モデルとして起用する形でコラボレーションし、フリー素材という媒体を通し企業のPRを行うという企画も行っている[6]

写真素材以外の活動

PAKUTASOは、これまでテレビ番組等、複数のメディアに取り上げられている[7][8][9]。写真素材配布以外では、デザインフェスタ(東京)への出展 や[10]、特設サイトの企画[注釈 2][11]写真展の開催[12]、運営関係者のセミナー登壇等も積極的に行っている[13][14]

名称の由来

運営者のハンドルネーム「すしぱく」が由来であり、他人から「ぱくさん」「ぱくたん」などと呼ばれるようになり、そこから「ぱくたそ」の名前が生まれたという。

沿革

脚注

注釈

  1. ^ 登壇したイベントの講演内容による。
  2. ^ 2012年4月1日にはエイプリルフール企画としてモデルを起用した「日本ホットパンツ協会」が公開された。

出典

  1. ^ a b あいひょん (2014年7月31日). “無料写真素材サイト『ぱくたそ(PAKUTASO)』がいろいろと独自路線すぎる”. ガジェット通信. https://getnews.jp/archives/635250 2022年1月24日閲覧。 
  2. ^ a b “無料で1人きりのクリスマス「シングルベル」満喫中の男性写真がダウンロード&商用利用できる「PAKUTASO」”. GIGAZINE. (2012年12月12日). https://gigazine.net/news/20121212-singlebell-photos/ 2022年1月24日閲覧。 
  3. ^ サイトについて”. PAKUTASO. 2022年1月24日閲覧。
  4. ^ a b “クリスマスにぼっちで過ごす人の写真素材提供される”. アメーバニュース. (2012年12月13日). オリジナルの2014年12月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141219140456/http://yukan-news.ameba.jp/20121213-502/ 2022年1月24日閲覧。 
  5. ^ “東進ハイスクール林先生のパロディ写真が素材サイトに登場 いつ使うの? 今でしょ!”. ITmedia. (2013年3月6日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1303/06/news128.html 2022年1月24日閲覧。 
  6. ^ 広報担当のひろゆきがPAKUTASOでフリーの写真素材になったで!』(プレスリリース)株式会社LIG、2013年8月8日http://liginc.co.jp/web/design/material/445552022年1月24日閲覧 
  7. ^ 関西テレビ系列モテモテかんぱにーR25」にて、壁ドン写真素材が紹介される。2014年4月17日
  8. ^ フジテレビ系列ニュース番組スーパーニュース」にて特集される。2014年10月22日
  9. ^ 読売テレビ系列情報バラエティ番組大阪ほんわかテレビ」にて特集され、スタジオでの撮影模様等が公開される。2014年11月16日
  10. ^ PAKUTASO(ぱくたそ)”. Design Festa. デザインフェスタ 出展者紹介. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月24日閲覧。
  11. ^ ヤマダユウス型 (2012年4月1日). “【エイプリルフール】ウホッ、いいサービス。ホットパンツでつながるソーシャルネットワーキング『ホトパンブック』”. Kotaku. オリジナルの2016年4月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160402071900/http://www.kotaku.jp/2012/04/hotpanbook.html 2022年1月24日閲覧。 
  12. ^ Frienbrの香る除菌クリーナー・ミストが12月18日~12月24日に 大阪で開催される写真展「iloilo Photo Booth」に協賛』(プレスリリース)株式会社ファングラーコマース、2021年12月17日https://www.atpress.ne.jp/news/2904342022年1月24日閲覧 
  13. ^ 映像とウェブ3”. Yahoo! JAPAN. 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月24日閲覧。
  14. ^ 出演者紹介”. MTDDC Meetup TOKYO 2014. 2022年1月24日閲覧。
  15. ^ “無料で現役女子高生×ツインテールの写真がダウンロードできる「原理主義的ツインテール2013」”. GIGAZINE. (2013年8月22日). https://gigazine.net/news/20130822-twintail/ 2022年1月24日閲覧。 
  16. ^ tks24 (2014年3月14日). “無駄に力が入りすぎ! 「壁ドン」している場面を集めた無料写真素材が公開中”. INTERNET Watch. https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/639627.html 2022年1月24日閲覧。 
  17. ^ “設定が細かすぎる「壁ドン」フリー素材、「PAKUTASO」が公開 蝉ドンもあるよ”. ねとらぼ. (2014年3月12日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1403/12/news105.html 2022年1月24日閲覧。 
  18. ^ “実写版の「〇〇がよく使うハンドサイン」テンプレート登場”. ねとらぼ. (2014年4月8日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1404/08/news115.html 2022年1月24日閲覧。 
  19. ^ 宮古毎日新聞 2014年7月28日
  20. ^ All About動画 All About 2014年9月[リンク切れ]
  21. ^ “壁ドンコンサル 女性をおとす方法を期間限定で伝授”. アメーバニュース. (2014年11月27日). オリジナルの2016年3月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160305042321/http://yukan-news.ameba.jp/20141127-130/ 2022年1月24日閲覧。 
  22. ^ “フリー素材サイト「ぱくたそ」、ストVコラボのeスポーツ写真を公開”. マイナビニュース. (2020年3月30日). https://news.mynavi.jp/article/20200330-1006959/ 2022年1月24日閲覧。 
  23. ^ 世界初!eスポーツフリー素材「ストリートファイターV チャンピオンエディション」×「ぱくたそ」コラボ企画が3月30日リリース!』(プレスリリース)株式会社カプコン、2020年3月30日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001463.000013450.html2022年1月24日閲覧 
  24. ^ Saiga NAK全面協力!「ぱくたそ」がアジア最大級eスポーツ施設「CGA eSports Stadium」のフリー素材をリリースしました!』(プレスリリース)Saiga NAK、2020年10月29日https://saiganak.com/ja/release/pakutaso-cga-esports-stadium-collaboration/2022年1月24日閲覧 

関連項目

外部リンク


PAKUTASO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 15:58 UTC 版)

ストリートファイターV」の記事における「PAKUTASO」の解説

2020年3月30日に、『ストV』を題材にした「eスポーツ写真素材無料配信した。配信され素材はTGS2019で開催された「CAPCOM Pro Tour 2019 アジアプレミア」や、「EFHK2019」といった大会模様プロゲーマーのHumanbomb選手起用したモデル写真など

※この「PAKUTASO」の解説は、「ストリートファイターV」の解説の一部です。
「PAKUTASO」を含む「ストリートファイターV」の記事については、「ストリートファイターV」の概要を参照ください。

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