MyNewsJapanとは? わかりやすく解説

MyNewsJapan

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 17:54 UTC 版)

株式会社MyNewsJapan[1]
種類 株式会社[1]
本社所在地 東京都新宿区新宿一丁目9番4号1004[1]
設立 2004年2月[1]
業種 情報・通信業
法人番号 8011101036866
事業内容 個人起点のオンラインジャーナリズム[1]
代表者 渡邉正裕[1]
資本金 1,000万円[1]
外部リンク http://www.mynewsjapan.com/
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MyNewsJapan(マイニュースジャパン)は、株式会社MyNewsJapanが運営する日本インターネットニュースウェブサイト個人起点のオンラインジャーナリズムを標榜し[1]、「現場主義」「誰もが情報発信者」を謳っている。

概要

日本経済新聞記者渡邉正裕[注釈 1]が運営会社の代表取締役社長を務め、また65%の株式を保有している。

2002年からベータ版として運営されていたが、2004年に法人化され正式発足した。

原則として出版に耐えうる内容を編集、掲載しており、2008年までに7冊が単行本として発売されている。

会員にならないと記事の全文を読むことが出来ない。会員は有料制(1800円/月、消費税別、長期割引あり)である。

記事

新聞テレビでは取り上げられることがないスポンサー企業の問題点や告発、自身のタブーである新聞の偽装部数(いわゆる押し紙)をはじめ、広告を一切とらないことによる強みを生かした、ジャーナリズムを発信する試みを続けている。

2009年6月に公正取引委員会が排除措置命令を出した「セブンイレブン」の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)違反については4年前から、2009年9月に販売停止となった花王エコナ」の有害性については3年前から報道するなど、生活者の視点からの情報発信が成功している例もある。

黒藪哲哉による新聞販売店の問題、押し紙、また読売新聞本社の販売店への不法行為など、新聞発行本社の前近代的な組織経営から生じる問題、読売新聞拡張団犯罪、新聞発行本社の経営的危機について、裁判等の事実に基づいた記事が掲載されている。

またトヨタ自動車の闇について、米国でリコール問題が拡大する2年以上前から、積極的に記事化し続けてきた。トヨタの企業風土・天下り・広告ばらまきによるマスコミ統制など、「トヨタの構造的問題な闇」からの問題追及がなされ、渡邊編集長とジャーナリスト林克明ら取材チームによる単行本『トヨタの闇』も刊行、2010年2月には韓国語版も発売されるなど、国際展開も行われている。

以下のような特集コーナーがある。

食の安全・コンビニ編
買ってはいけない』著者で、運営会社メンバーでもある山中登志子を中心とした記者チームが執筆を担う。
企業ミシュラン
労働者の視点から、働くのに相応しい企業を「生活」「仕事」「対価」の観点から5点満点で格付。年間50人~70人の社員に対して行ったインタビューを元に、2004年以降毎年出版されている。

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h 会社概要:MyNewsJapan”. 2021年8月25日閲覧。

注釈

  1. ^ 渡邉正裕の経歴1972年生まれ。日本経済新聞の記者IBMコンサルタントを経て独立。

外部リンク


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