Mark_10_(核爆弾)とは? わかりやすく解説

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Mark 10 (核爆弾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 08:15 UTC 版)

Mark10
タイプ 核爆弾
開発国 アメリカ合衆国
開発・生産
開発期間 -1952年(計画中止)
生産数 なし
要目
核出力 12-15kt(計画)
弾頭 核分裂弾頭(ガンバレル型)
直径 12インチ(計画)
重量 1,500-1,750ポンド(計画)
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Mark 10アメリカ合衆国が開発していた核爆弾Mark 8を基にした軽量核爆弾であったが、実用化はなされなかった。

Mark 8と同じく、核物質高濃縮ウランを用いたガンバレル型核分裂兵器であり、Mark 8より軽量化することが求められた。また、多目的核爆弾として、信管は空中爆発用のみのものが計画された。そのため、"エアバースト・エルシー"(Airburst Elsie 空中爆発エルシー)の愛称を得ていた。エルシーはLC(Light Casing bomb 軽量爆弾)であることに由来している。大きさは、直径12インチであり、重量は1,500から1,750ポンド、核出力は12から15ktを予定していた。

1952年5月にMark 10の開発は中止されている。軽量核爆弾としてはMark 12の開発が進められた。Mark 12はインプロージョン方式であり、Mark 10よりもさらに軽量で、必要な核物質量も少なくて済むものであった。


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