W89_(核弾頭)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > W89_(核弾頭)の意味・解説 

W89 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 12:49 UTC 版)

W89
W89
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍(計画)
アメリカ海軍(計画)
開発・生産
開発期間 1980年代-1991年(開発中止)
要目
核出力 200kt
弾頭 熱核弾頭
直径 33.8cm
長さ 103.6cm
重量 147kg
テンプレートを表示

W89は、アメリカ合衆国が開発していた核弾頭AGM-131 SRAM IIミサイルシーランスミサイル用に開発されていたが、冷戦の終結に伴い、開発中止となった。

概要

1980年代よりローレンス・リバモア国立研究所で開発が行われていた。1988年までにW89の名称が与えられている。

サイズは直径33.8cm、長さ103.6cm、重量147kg。核出力は200kt。W89の特徴は、安全性が高いことにある。低感度爆薬の使用や耐火性向上、起爆装置の安全性向上が図られており、これらの考えは後に高信頼性代替核弾頭へと発展することとなった。

1991年AGM-131 SRAM IIミサイルの開発中止後、SRAMミサイルにW69 核弾頭の代替としてW89を搭載する構想もあったが、これも取り消され、結局1991年中に開発中止となった。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「W89_(核弾頭)」の関連用語

W89_(核弾頭)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



W89_(核弾頭)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのW89 (核弾頭) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS