W56 (核弾頭)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > W56 (核弾頭)の意味・解説 

W56 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 08:32 UTC 版)

W56
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍
開発・生産
開発期間 -1963年
生産期間 1963年-1969年
配備期間 1963年-1993年
生産数 1,000発
要目
核出力 1.2Mt
弾頭 熱核弾頭
直径 17.4インチ
長さ 47.3インチ
重量 600-680ポンド
テンプレートを表示

W56は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭アメリカ空軍LGM-30 ミニットマン I&II大陸間弾道ミサイル向けのものである。

ローレンス・リバモア国立研究所で開発されたもので、1963年-1969年にかけてMod 1-Mod 3が545発、Mod 4が455発の計1,000発が生産された。熱核弾頭であり、サイズは直径17.4インチ、長さ47.3インチ、重量はMod 1-3が600ポンド、Mod 4が680ポンドである。信管は空中爆発および触発が用意されている。W47核弾頭を設計の参考としている。核出力は1.2Mt。LGM-30 ミニットマン I&IIは単弾頭ミサイルであり、Mk.11再突入体にW56を搭載する。

Mod 3までの初期モデルは信頼性に問題があり、1966年までに一旦退役し、後に対爆・対放射線性能が向上しているMod 4仕様に改装された。W56は1993年までに退役している。2006年6月までには全基が解体された[1]

脚注

  1. ^ http://nnsa.energy.gov/news/1033.htm



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「W56 (核弾頭)」の関連用語

W56 (核弾頭)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



W56 (核弾頭)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのW56 (核弾頭) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS