B57 (核爆弾)とは? わかりやすく解説

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B57 (核爆弾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 08:28 UTC 版)

B57
タイプ 核爆弾
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ海軍
アメリカ空軍
開発・生産
生産期間 1963年-1967年
配備期間 1963年-1993年
生産数 3,100発
要目
核出力 5、10、15、20kt
弾頭 熱核弾頭
直径 14.75インチ
長さ 118インチ
重量 227kg(490-510ポンド)
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B57アメリカ合衆国が運用していた核爆弾。1963年より1993年まで運用された。

高速の航空機から投下する爆弾として開発された。超音速飛行にも耐えうる強度と形状を有している。全長は3m、胴体直径は37.5cm、基本重量は227kgである。

幾つかのオプションがあり、レイダウン投下用に直径3.8mの減速パラシュートを収納したタイプや水圧信管を備えた核爆雷タイプもあった。サブタイプによって核出力が異なり、Mod0:5kt、Mod1とMod2:10kt、Mod3とMod4:15kt、Mod5:20ktであった。アメリカ海軍向けの核爆雷タイプは10ktとなっていた。

プライマリー装置にはTsetseコアを用いており、これはB43核爆弾やW44核弾頭などと共通である。生産はMark57として1963年から1967年にかけて行われた。1968年にB57に改称している。

B57はアメリカ空軍戦闘爆撃機のほか、アメリカ海軍対潜哨戒機 (S-3 VikingとP-3 Orion)にも搭載可能であった。




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