W78 (核弾頭)とは? わかりやすく解説

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W78 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 12:54 UTC 版)

W78
W78が搭載されたMk.12A再突入体(左側)
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍
開発・生産
開発期間 1974年-1979年
生産期間 1979年-1982年
配備期間 1979年-現在
生産数 1,083発
要目
核出力 335-350kt
弾頭 熱核弾頭
直径 21.3インチ内
長さ 71.インチ内
重量 800ポンド以内
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W78は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭熱核弾頭であり、ミニットマン III大陸間弾道ミサイルMIRV弾頭として運用されている。

Mk.12A再突入体に搭載するものであり、1979年より生産・配備が開始された。W62核弾頭に代わるものであり、総生産数は1,083発。開発はロスアラモス国立研究所1974年より開始され、セカンダリー部はW50を参考にしたものに新型のプライマリーを加えた構造となっている。核出力は335-350kt。

サイズの詳細は公表されておらず、再突入体の形状より直径21.3インチ、長さ71.3インチ内と推測されている。重量も同様に800ポンド以内と推測されている。また、起爆には低感度爆薬ではない通常の爆薬が用いられており、後に開発された核弾頭よりは相対的に爆発事故の可能性が高い。そのため、航空機による輸送は忌避されている。




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