W72 (核弾頭)とは? わかりやすく解説

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W72 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 08:19 UTC 版)

W72
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍
開発・生産
開発期間 -1970年
生産期間 1970年-1972年
配備期間 1970年-1979年
生産数 300発
要目
核出力 約600t
弾頭 核分裂弾頭(インプロージョン方式)
直径 38cm
長さ 2.0m
重量 374kg
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W72アメリカ合衆国が開発した核弾頭W54核弾頭を回収し、再利用・再設計を行なったものである。

W54はプルトニウムを使用したインプロージョン方式核分裂弾頭であり、核出力は最大250tであった。W54の生産は1965年には終了している。これの再設計にあたり核出力は増大され、約600tとなっている。サイズも一回り大きく胴体直径38cm、長さ2.0m。重量は374kgである。1970年から1972年にかけて300発が生産された。触発信管での運用であり、AGM-62ウォールアイ空対地ミサイルに搭載され、アメリカ空軍に配備された。1979年に退役している。




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