W79 (核砲弾)とは? わかりやすく解説

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W79 (核砲弾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 12:48 UTC 版)

W79
タイプ 核砲弾
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ陸軍
開発・生産
開発期間 1975年-1981年
生産期間 1981年-1986年
配備期間 1981年-1992年
生産数 550発
要目
核出力 0.1-1.1kt
弾頭 熱核弾頭/核分裂弾頭
(mod0は中性子弾頭)
(mod1は純核分裂弾頭)
直径 8インチ
長さ 44インチ
重量 200ポンド
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W79アメリカ合衆国が開発した核砲弾。203mm榴弾砲用のものである。550発が生産された。

概要

203mm(8インチ)榴弾砲から発射する核砲弾として開発された。長さは44インチ、重量は200ポンド。W33 203mm核砲弾(1957年開発)の後継として開発されていたW75が1973年に開発中止となっていた。その後、より威力を限定し、戦術使用における有用性を増した核砲弾として1975年から開発されたのがW79である。地上発射式戦術核兵器の配備中止方針により1992年に退役している。

mod0は中性子弾頭であり、mod1が純核分裂弾頭であった。核出力は可変式で0.1-1.1kt(mod0)、0.1-0.8kt(mod1)である。サイズは直径8インチ、長さ44インチ、重量200ポンド。プライマリー部は線形爆縮方式であり、核物質にはプルトニウムを用いていた。




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