W23 (核砲弾)とは? わかりやすく解説

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W23 (核砲弾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 08:20 UTC 版)

W23
タイプ 核砲弾
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ海軍
開発・生産
配備期間 1956年 - 1962年10月
生産数 50発
要目
核出力 15-20kt
弾頭 核分裂弾頭(ガンバレル型)
直径 16インチ
長さ 64インチ
重量 1,900ポンド
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W23は、アメリカ合衆国が開発した核砲弾アメリカ海軍向けの核兵器であり、アイオワ級戦艦の16インチ艦砲向けに開発された。

アメリカ陸軍向けのW19 280mmm核砲弾を16インチ砲 (406mm) に適応させたものである。アメリカ海軍の艦砲向け核砲弾として唯一のものである。既存の16インチ砲弾であるHC Mk13榴弾の弾殻を用い、その内部にW19同等の核弾頭部を搭載した。1952年から開発が開始され、1956年10月から生産開始、50発が生産された。部隊配備は1962年10月まで行われている。

ガンバレル型核分裂弾頭であり、核物質には高濃縮ウラン (HEU) を用いている。サイズは直径16インチ、長さ64インチ、重量1,900ポンド。核出力は15-20kt。信管は時限式であり、空中爆発を行うようになっていた。なお、砲からの実弾発射試験は行われていない。

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