Lost in Harmonyとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Lost in Harmonyの意味・解説 

Lost in Harmony

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 06:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Lost in Harmony
ジャンル アクションゲーム
音楽ゲーム
対応機種 iOS(9.1以降)[1]
Android(4.1以降)[2]
SteamWindows
Nintendo Switch
開発元 DigixArt
発売元 iOS, Android
DigixArt
Steam
Dear Villagers
Switch
Plug In Digital
ワーカービー
ディレクター Yoan Fanise
音楽 カイトの冒険
Borislav Slavovロシア語版, マーク・グリスキー英語版, Roc Chen, ワイクリフ・ジョン, Xilix
M.I.R.A.I.の冒険
Fumitake Igarashi, Godspeed, Joek, onoken, 牧野忠義, 多和田吏, Xilix
発売日 iOS, Android2016年1月21日[3]
Steam2018年6月21日[4]
Switch
2018年6月21日[5][6]
2018年11月8日[7]
対象年齢 iOS:9+[1]
Android:3+[2]
CEROA(全年齢対象)[7]
ESRBE10+(10歳以上)[5]
PEGI3[6]
USK:0[8]
コンテンツ
アイコン
iOS:まれ/軽度なアニメまたはファンタジーバイオレンス[1]
ESRB:Fantasy Violence[5]
売上本数 200万ダウンロード[9]
その他 iOS, Android:ダウンロード無料(課金要素あり)
テンプレートを表示

Lost in Harmony』(ロスト・イン・ハーモニー)[注 1]は、フランスインディーゲームスタジオDigixArtが開発したゲームソフト

概要

本作は、自動的に走り続けるキャラクターを操作するランアクションゲームの要素と、BGMのリズムに合わせて操作する音楽ゲームの要素を併せ持ったゲームシステムを特徴としている。操作キャラクターは画面奥方向から手前側に向けて走行し、リズムに同期して前後左右から迫る障害物を避けたり路上の得点アイテムを取得したりしながらゴール地点への到達を目指す。

ゲームモードとして、青年カイト(Kaito)と病床の女友達アヤ(Aya)が夢の中の世界をスケートボードで滑走する「カイトの冒険」(:Kaito's Adventure)と、自律型ロボット「M.I.R.A.I.」が研究所を脱出し様々な地域を疾走する「M.I.R.A.I.の冒険」(英:M.I.R.A.I. Escape)の2編の物語がオムニバス形式で収録されている[注 2]。プレイ中のBGMは、前者は主に既存のクラシック音楽のアレンジ曲が、後者はオリジナル楽曲が使用されている。

ゲームの各ステージは、街中、戦地、抽象的な空間など、状況が全く異なる多様な情景が描かれる。こうしたスタイルは、ディレクターのYoan Faniseが大好きな作品であるという黒澤明監督の日本アメリカ合作映画』から影響を受けている[11]

システム

操作キャラクターは、左右への移動とジャンプを行うことができる。プレイ中にはスコアが継続的に加算されていくが、障害物にぶつかると瞬間的に停止する。ステージ内には光の経路「スターダスト」が敷かれたエリアがあり、ここを辿ると通常よりも多めのスコアが加算される。また、ステージ内に3つある大きい光「オーブ」を取得するとスコアが大きく上昇する。

ゲームの途中には一般の音楽ゲームに近いシステムのパートが挿入される。iOS版とAndroid版では画面上の各所に現れる円をタッチ、Steam版とNintendo Switch版では、画面左側から右に流れてくる円に対応するコントローラのボタンを押す(または画面をタッチする)操作を行い、タイミングに応じて「パーフェクト」「グレート」「グッド」「ミス」の評価がつけられる。

ゴールに到達するとスコアの結果が表示され、満点のスコアの50%以上でステージクリア、50%未満で失敗となる。「カイトの冒険」ではクリアしなければ次のステージへ進めないが、「M.I.R.A.I.の冒険」ではオーブの合計数が一定値に達するごとにステージが解禁される。

評価

  • Indie Prize Awards 2016 ノミネート[12]
  • Emotional Games Awards 2016 「Best Emotional Mobile & Handheld」ノミネート[13]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 日本のNintendo Switch版は『ロスト・イン・ハーモニー -Lost in Harmony-』表記で配信されている。
  2. ^ iOS版とAndroid版の「M.I.R.A.I.の冒険」は、2016年12月15日配信の更新データにより追加された[10]

出典

  1. ^ a b c Lost in Harmony”. App Store. 2019年4月7日閲覧。
  2. ^ a b Lost in Harmony”. Google Play. 2019年4月7日閲覧。
  3. ^ Review: Lost in Harmony” (英語). Destructoid (2018年7月14日). 2019年4月7日閲覧。
  4. ^ Lost in Harmony”. Steam. 2019年4月7日閲覧。
  5. ^ a b c Lost in Harmony for Nintendo Switch - Nintendo Game Details”. Nintendo of America. 2019年4月7日閲覧。
  6. ^ a b Lost in Harmony|Nintendo Switch download software|Games” (英語). Nintendo UK. 2019年4月7日閲覧。
  7. ^ a b ロスト・イン・ハーモニー -Lost in Harmony-”. 任天堂. 2019年4月7日閲覧。
  8. ^ Lost in Harmony|Nintendo Switch Download-Software|Spiele” (ドイツ語). Nintendo Deutschland. 2019年4月7日閲覧。
  9. ^ DigixArt Studio” (英語). 2019年4月7日閲覧。
  10. ^ MIRAI's Escape Joins Lost In Harmony As Free Update - One Angry Gamer” (英語). One Angry Gamer (2016年12月15日). 2019年4月7日閲覧。
  11. ^ Lost In Harmony Interview: Fusing Japanese Inspiration With Wyclef Jean's Music” (英語). One Angry Gamer (2016年1月18日). 2019年4月7日閲覧。
  12. ^ Indie Prize” (英語). 2019年4月7日閲覧。
  13. ^ Emotional Game Awards' debut outing honors Her Story, Ori and the Blind Forest” (英語). Polygon (2016年1月14日). 2019年4月7日閲覧。

外部リンク


「Lost in Harmony」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Lost in Harmonyのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Lost in Harmonyのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLost in Harmony (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS