JR新潟硬式野球部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:35 UTC 版)
「東日本旅客鉄道新潟支社」の記事における「JR新潟硬式野球部」の解説
国鉄時代、新潟鉄道管理局には硬式野球部と軟式野球部があり、このうち硬式野球部はかつて土佐内吉治(元国鉄スワローズ)、今井雄太郎(元:福岡ダイエーホークスほか)など、後にプロ野球でも活躍する好選手を輩出したことでも知られた。しかし国鉄分割民営化に際し1986年限りで廃部となり、民営化後は軟式野球部のみが活動を続けていた。また両野球部は新潟市八千代二丁目(現中央区)に専用グラウンドを所有していたが、国鉄清算事業団によって新潟交通に売却され、万代シテイの駐車場に転用された。さらに2000年代に入ると新潟交通は跡地の一部を新潟総合テレビと不動産デベロッパーなどに譲渡し、その後同局の本社屋、マンションが建設された。 新潟支社は2005年、JRグループ発足20周年を機に硬式野球部を“復活”させることを決定し、2006年シーズンからの新規加盟を目指していたが、2006年12月にJR羽越本線脱線事故が発生したため計画は先送りとなり、2007年に新規加盟を申請した。社会人野球に企業チームとして登録するのは2005年のセガサミー硬式野球部以来。またJR東日本管内ではJR東日本硬式野球部、JR東日本東北硬式野球部の2チームだけが国鉄時代から活動を続けているが、JR発足後に活動を開始もしくは再開した支社の硬式野球部がこれまでに4つあり、新潟は秋田、水戸、盛岡、千葉に次いで5チーム目となる。なお、専用の練習グラウンドは新潟車両センターの敷地内に設けられている。
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