Internet Explorer 5とは? わかりやすく解説

Internet Explorer 5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:54 UTC 版)

Internet Explorer」の記事における「Internet Explorer 5」の解説

Internet Explorer 5は1999年3月18日公開された。ルビMHTMLなどに対応した同年12月8日公開された IE5.01はバグの修正暗号強度強化ウィンドウ再利用など機能備えたマイナー アップデートが行われた。CSS2やDOM Level 1XML部分対応した。IE5は標準準拠比較重視した手堅い設計でIE4と同様当時ブラウザとしては完成度高くOSバンドル効果相まって高いシェア得た。IE5.01 SP3以降IEサービスパックWindowsサービスパック一部としての提供され単独では公開されていないWindows 2000 SP3がIE5.01 SP3を、Windows 2000 SP4がIE5.01 SP4を含む)。IE:macレンダリングエンジン Tasmanを基に再設計された。IE5.xは Mac OSUNIX用の最後の提供となったWindows 2000延長サポート期限である2010年7月13日サポート終了したInternet Explorer 5.5は2000年7月17日公開された。印刷プレビュー機能搭載しCSS2の対応強化XSLTの対応、縦書き表示背景色グラデーション対応するなどの機能追加行ったアップグレードとして公開した。このバージョン動作安定性には比較優れていたものCSSXSLTの対応は非常にずさんであったため、標準従ったページ作成行った場合表示不具合多発しウェブ製作現場混乱に陥れた。この頃から新興ブラウザ台頭し、これらのブラウザベンダーは標準準拠重要性訴えたことから標準準拠度が低く不具合の多いIE5.5はやり玉に挙げられた。また、セキュリティホール多さと対応の遅さもこの時期表面化した2000年11月1日Service Pack1提供された。2005年12月31日サポート終了した。 なお、IPv6への対応も、5.5から行われている。しかし、実際には、WindowsDNSクライアントサービス(リゾルバ)の仕様によって、ネットワーク動作環境によってはIPv6使用できないことが多い。リゾルバ問題であるため、IPv6インターネットアクセスできる環境であればURLIPv6IPアドレス直接記述すればIPv6使用可能である。

※この「Internet Explorer 5」の解説は、「Internet Explorer」の解説の一部です。
「Internet Explorer 5」を含む「Internet Explorer」の記事については、「Internet Explorer」の概要を参照ください。

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