アイティースキル‐スタンダード【ITスキルスタンダード】
読み方:あいてぃーすきるすたんだーど
ITスキル標準
別名:ITスキルスタンダード
【英】ITSS, IT Skill Standard
ITスキル標準とは、個人のITスキルを客観的に判断するための体系として経済産業省が策定した指標のことである。
ITスキル標準では、11の職種分類の下に合計36の専門分野を設け、各専門分野においては技術者の能力や実績に基づく7段階のレベルを規定している。IT関連サービス提供の際に必要となる能力を体系化し明確にすることで、IT関連サービスのプロフェッショナルを教育したり訓練したりするための枠組に用いることが想定されている。
ITスキル標準スキルのレベルはエントリ(レベル1,2)、ミドル(レベル3,4)、ハイ(レベル5~7)と3つに区分されており、レベルごとに求められる経験や習得すべきスキルなどが定義されている。
ITスキル標準の初版は、2002年12月に公開、V2が2006年4月に公開されて、2008年3月にはV3が公開されている。また、推進母体は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「ITスキル標準センター」に移管されている。
参照リンク
ITスキル標準センター
資格・試験: | Information Technology Engineer Information Technology Engineer Test ITコーディネータ ITスキル標準 ITパスポート試験 ITストラテジスト試験 ITコーディネータ試験 |
ITスキル標準
(ITスキルスタンダード から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 14:33 UTC 版)
ITスキル標準(アイティースキルひょうじゅん、IT skill standard、ITSS)とは、経済産業省が定めている個人のIT関連能力を職種や専門分野ごとに明確化・体系化しIT人材に求められるスキルやキャリア(職業)を示した指標である。ITサービスの分野11職種38専門分野ごとに,最高7段階のスキル・レベルを設定している。それぞれのレベルについて、要求される業務経験や実務能力、知識を定義している。
- ^ かつてはシステムアナリスト試験(現在のITストラテジスト試験)、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験がスキルレベル5に相当するとされていた。
- ^ 2018年の試験内容改訂(iパス4.0)の際に、ITSSの枠組みから外されている。
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