IPコンバータ
別名:IP変換回路,I/P変換回路
【英】IP converter, Interlace/Progressive converter
IPコンバータとは、インターレース方式の映像装置向けに作成された映像を、プログレッシブ方式での表示に適した映像へと変換するための回路のことである。
インターレース方式では、走査線を一本ずつ飛び越して偶数・奇数の片方ずつを交互に走査している。一度に走査する走査線量を全体の半分に抑える(人の目には残像によって連続して見えている)ことで、低いクロック周波数で映像を映している。ただし静止状態では画面にちらつき(フリッカ)が目立つという難点がある。
プログレッシブ方式(ノンインターレース方式)では、飛び越し走査を行わずに一度にすべての走査線で映像を映す方式である。インターレース方式に比べて高精細で、静止画像もちらつきがなく表示することができる。ただしインターレースに比べて高いクロック周波数が必要となる。
従来、動きの多い映像を放送する機会が多いテレビ放送には、インターレース方式が採用されてきた。しかし近年登場した液晶テレビやプラズマテレビなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)は、高いクロック周波数を持つため、プログレッシブ方式でテレビ放送が再現できるようになった。このとき、従来のインターレース方式向けに作成された映像をプログレッシブ方式のテレビで映し出すために、IPコンバータによってあらかじめ画像の変換が行われる。
IPコンバータの主な変換方式としては、走査線の偶奇を合成する方法や、前後の画像から動作を解析して補間する方法などがあり、各メーカーによって様々な方式が研究開発されている。
「IP converter」の例文・使い方・用例・文例
- データの通信や交換を容易にするためにTCP/IPネットワークプロトコルを用いた、世界的に広がったネットワークから成るコンピュータネットワーク
- 4MIPSは一秒間に4,000,000インストラクションである
- リンケージサービスという,キャプテンで特定のIPから関連のIP情報を検索するサービス
- アル・ゴア氏とIPCCがノーベル平和賞を共同受賞
- 2007年のノーベル平和賞は,前米国副大統領のアル・ゴア氏と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が共同で受賞した。
- IPCCは気候変動に関する世界有数の専門機関だ。
- 100か国以上の何千人もの科学者たちがIPCCのために科学報告書の作成に取り組んでいる。
- ノーベル賞委員会は,IPCCが過去20年間にわたり,その報告書によって,人間の活動と地球温暖化の関係をより明確にしてきたと考えた。
- IPCCのラジェンドラ・パチャウリ議長は,「この賞によって,このテーマが脚光を浴(あ)び,認識がさらに高まって危機感が生まれることを期待する。」と話した。
- グーグルは2004年に新規株式公開(IPO)で19億ドルを調達したが,フェイスブックは50億ドル(3800億円)を調達する見込みだ。
- それはインターネット関連企業としては史上最大のIPOとなる。
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