GeForce 7 Series
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:35 UTC 版)
「NVIDIA GeForce」の記事における「GeForce 7 Series」の解説
「en:GeForce 7 series」も参照 GeForce 7 Series(ジーフォース・セブン・シリーズ)は、GeForceシリーズの第七世代製品群である。2005年6月22日発表。 GeForce 6シリーズをもとに大幅な改良を施され、ワットあたりの性能が向上した。また、この世代の開発途中から開発コードネームがNV+数字からG+数字に変更されている。製造プロセスは7600、7900シリーズ以降は90 nm、それ以外は110 nmとなっている。集積トランジスタ数はG70(7800シリーズ)は3億200万、G71(7900シリーズ)が2億7,800万、G73(7600シリーズ、7300GT)が1億7,700万、G72(7300、7200シリーズ)が1億1,200万。NVIDIAはGeForce 7シリーズのアーキテクチャ名をCineFX 4.0としている。DirectX 9.0cとOpenGL 2.1に対応する。 製品名コア名 (プロセス)コアクロックメモリクロック (バス幅)PP数VS数TCSLI消費電力DirectXGeForce 7100 GSNV44 (110 nm) 350 MHz (350 MHz) DDR2 533 MHz (64bit) 4 3 〇 2-way 22 W 9.0c GeForce 7200 GSG72 (90 nm) 450 MHz (450 MHz) DDR2 666 MHz (64bit) 2 2 × 23 W GeForce 7300 SE4 3 GeForce 7300 LE8 5 GeForce 7300 GSDDR2 800 MHz (64bit) 4 3 GeForce 7300 GTG73 (90 nm) 350 MHz (400 MHz) DDR2 650 MHz (128bit) 8 4 × 2-way 24 W GeForce 7600 GS400 MHz (400 MHz) DDR2 800 MHz (128bit) 12 5 27 W GeForce 7600 GT560 MHz (560 MHz) GDDR3 1400 MHz (128bit) 40 W GeForce 7800 GS AGPG70 (110 nm) 375 MHz (375 MHz) GDDR3 1200 MHz (256bit) 16 8 75 W GeForce 7800 GT400 MHz (400 MHz) GDDR3 1000 MHz (256bit) 20 7 85 W GeForce 7800 GTX430 MHz (430 MHz) GDDR3 1200 MHz (256bit) 24 8 110 W GeForce 7800 GTX 512550 MHz (550 MHz) GDDR3 1700 MHz (256bit) 120 W GeForce 7900 GSG71 (90 nm) 450 MHz (470 MHz) GDDR3 1320 MHz (256bit) 20 7 80 W GeForce 7900 GT24 8 82 W GeForce 7900 GTO650 MHz (700 MHz) 115 W GeForce 7900 GTXGDDR3 1600 MHz (256bit) 120 W GeForce 7900 GX2500 MHz (500 MHz) GDDR3 1200 MHz (512bit[256bitx2]) 48[24x2] 16[8x2] Quad 150 W GeForce 7950 GT550 MHz (570 MHz) GDDR3 1400 MHz (256bit) 24 8 2-way 82 W GeForce 7950 GX2500 MHz (500 MHz) GDDR3 1200 MHz (512bit[256bitx2]) 48[24x2] 16[8x2] Quad 143 W GeForce 7 Series の製品 GeForce 7050PV / GeForce 7025 nForce 630aを統合したAMD向けチップセットのGPU。なお、チップセットはワンチップでできている。DVI出力にも対応する。GeForce 7050PVはGeForce 7025に比べPure Videoに対応している点、HDMIの出力にも対応する点が異なる。 7100 GS GeForce 7シリーズで最もローエンドのモデル。内容としてはGeForce 6200と同じものであるが最大256 MBのVRAMとSLIに対応している 。 7200 GS 2007年5月8日発表。GeForce 7シリーズのローエンド向けモデル。開発コードネームは G72。 7300 SE、7300 LE 2006年3月22日発表。7300 GSのさらに下位モデル。 7300 GS 2006年1月16日発表。開発コードネームは7200と同じ G72。 7300 GT 2006年5月15日発表。7300 GTはシェーダーの数やメモリ幅が他の7300シリーズと違い比較的性能が高い。これは、7300 GTのみG73のダイを使用している為である。 7600 GS 2006年3月22日発表。7600 GTの下位モデル。 7600 GT 2006年3月9日発表。GeForce 7シリーズのメインストリーム向けモデル。開発コードネームは G73。 7800 GS AGP 2006年2月2日発表。AGP対応製品として発表されたが、HSIブリッジチップでの対応である。 7800 GT 2005年8月12日発表。7800 GTXの機能を削減した製品。チップを二つ載せた製品も発売された 。 7800 GTX 2005年6月22日発表。この製品の開発コードネームである、G70コアは改名される前に、NV47というコードネームであった。この事からも分かる様に、GeForce 7シリーズはGeForce 6シリーズの改良版である。しかし、様々な部分が改良されており、トランジスタ数で約1億もの機能拡張が行われている。また、アーキテクチャ名がCineFX 4.0、アンチエイリアス機能がIntelliSample 4.0にそれぞれGeForce 6シリーズから一つずつ上がっている。 7800 GTX 512 2005年11月15日発表。7800 GTXを改良し、より高クロックと512 MBまでのグラフィックスメモリに対応した製品。 GeForce 7シリーズのハイエンド向けモデル。 7900 GS 2006年9月6日発表。7900シリーズ最下位製品。他の7900シリーズ製品よりも、バーテックスシェーダー、ピクセルシェーダーが削減されている。 7900 GT 2006年3月9日発表。7800 GTの後継製品。G71コアを採用した最初の製品。7800 GTXよりも性能が向上している。 7900 GTO 未発表で限定発売された製品。7900 GTよりも性能が高く、7900 GTXに近い性能だが低価格であり、人気があった。 7900 GTX 2006年3月9日発表。7800 GTXの後継製品。G71コアを採用した最初の製品。7800 GTXより高クロックで動作するものの、7800 GTX 512よりもメモリクロックは100 MHz低い。 7900 GX2 (7900 GTX Duo) どちらもOEM販売のみで、正式には発表されていない。名前が異なるが同じカードである。基板を二枚重ねにした様なカードで、カード毎に6ピン補助電源が必要である。Quad SLIに対応している。 7950 GT 2006年9月6日発表。G71コアを採用した、GeForce 7900 GTの後継製品。リファレンスレベルでHDCPに対応している。 7950 GX2 2006年6月5日発表。G71コアを二つ搭載したハイエンドモデル。7900 GTXの上位に当たる、GeForce 7000シリーズ最上位製品。Quad SLIに対応している。
※この「GeForce 7 Series」の解説は、「NVIDIA GeForce」の解説の一部です。
「GeForce 7 Series」を含む「NVIDIA GeForce」の記事については、「NVIDIA GeForce」の概要を参照ください。
- GeForce 7 seriesのページへのリンク