Edoardo Chiossone Museum of Oriental Artとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Edoardo Chiossone Museum of Oriental Artの意味・解説 

キヨッソーネ東洋美術館

(Edoardo Chiossone Museum of Oriental Art から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 20:39 UTC 版)

キヨッソーネ東洋美術館
Museo d'arte orientale Edoardo Chiossone
施設情報
専門分野 東洋美術、日本美術
所在地 イタリア Villetta Dinegro - Piazzale Mazzini, 4 - 16122 Genova
位置 北緯44度24分39.2秒 東経8度56分13.7秒 / 北緯44.410889度 東経8.937139度 / 44.410889; 8.937139座標: 北緯44度24分39.2秒 東経8度56分13.7秒 / 北緯44.410889度 東経8.937139度 / 44.410889; 8.937139
外部リンク https://www.museidigenova.it/it/museo-darte-orientale-e-chiossone
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

キヨッソーネ東洋美術館Museo d'Arte Orientale Edoardo Chiossone)は、イタリアジェノヴァ市にある東洋美術を主とする美術館である。ジェノヴァ東洋美術館とも表記される。

概要

日本の招きによりお雇い外国人の一人として、明治8年(1875年)1月12日に来日したエドアルド・キヨッソーネ大蔵省印刷局に着任、主に偽造防止の紙幣制作の指導などにあたる傍ら、その多くの給与から多くの日本美術品を収集した。それらの展示のために設立されたのが、キヨッソーネ東洋美術館であった。

当初、アルフレード・ルグソーロにより、1905年リグーリア美術学校英語版の三階の美術館に設置され、1940年までこの建物において開館していたが、1940年の第二次世界大戦布告の直後、キヨッソーネ東洋美術館はジェノヴァ市の責任、負担のもとに疎開、大戦後にはキヨッソーネの遺言通り、市の所有となっている。その後、ジェノヴァ市はキヨッソーネの遺言に従って、コレクションを恒久的に保存するのにふさわしい建物の設計・建設を審議した。

その結果、建設予定地はヴィレッタ・ディ・ネグロ公園イタリア語版内に決定、ジョルジョ・オルセーゼイタリア語版監修、 ルチアーノ・グロッシ・ビアンキイタリア語版デザイン、マリオ・ラボイタリア語版建設で1953年に建設に着工をし、1970年に完成している。そして、翌1971年5月7日に開館、以来、広く一般に公開されている。

ヴィレッタ・ディ・ネグロ公園内にある美術館建物

自らが銅版画家であった彼の日本美術品コレクションは約15000点以上にのぼり、浮世絵版画3269点、肉筆浮世絵286点余りのほか、大仏像、甲冑絵画陶器など多岐にわたっている。

所蔵品

参考文献

  • キヨッソーネ東洋美術館所蔵 浮世絵展 神戸新聞社 株式会社エーティー 富田智子編、神戸新聞社、2001年

外部リンク


「Edoardo Chiossone Museum of Oriental Art」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Edoardo Chiossone Museum of Oriental Artのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Edoardo Chiossone Museum of Oriental Artのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキヨッソーネ東洋美術館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS