ENG (放送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 08:57 UTC 版)
ENG (Electronic News Gathering) は、直訳すると「電子的ニュース取材」となる。電子的とはフィルムの代わりに電子媒体を用いるという意味であり、ニュースに限らず、テレビ番組全般の番組素材を収集するシステムとして、ビデオカメラとビデオテープレコーダ (VTR) の組み合わせ、あるいはVTR一体型のビデオカメラなどにより、番組素材となる映像、音声を収集(取材)するシステムをいう。特にロケ取材に有効で、日本では昭和40年代から50年代にかけてこのシステムが導入され、テレビ番組制作の機動性・速報性は格段に高まった。
- ^ 16ミリカメラは動力にぜんまいばねを使っていたため、モーターを駆動するような大きく重い電池も不要であった。
- ^ NHK放送文化研究所「放送史料探訪 『湯浅正次関係資料』」
- ^ “Sony History 第3章 第3話 ニュース報道は「即時性」が命”. ソニー. 2015年12月3日閲覧。
- ^ a b 福井テレビの報道局長だった小川忍が退職後に執筆した回顧録「ENG導入秘話」(『民放くらぶ』)2016年3月号「みんなで語ろう民放史」)
- 1 ENG (放送)とは
- 2 ENG (放送)の概要
- 3 関連項目
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