移動式IP伝送の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 14:32 UTC 版)
「CNG (放送)」の記事における「移動式IP伝送の登場」の解説
IP伝送の登場は無線技術士免許を持たないカメラマンや記者にも素材伝送を可能とする画期的な出来事であったが、どこからでも伝送できる訳ではない。IP伝送機は基本的に一対向で利用するのが原則で、事前にIPアドレスを登録した拠点間を結んで行うのが一般的である。そのため地方の放送局はIP伝送の拠点を複数設ける事が必要で、ENGの素材伝送は取材現場から伝送拠点まで移動して行う必要があった。またSNGのように生中継を行う場合は伝送拠点からケーブルの届く範囲でしか行えなかった。この点を改善して導入されたのがポータブル衛星IP通信サービスポータリンクである。
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