移動平均乖離率
いどうへいきん‐かいりりつ〔‐クワイリリツ〕【移動平均×乖離率】
移動平均乖離率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 15:20 UTC 版)
「テクニカル指標一覧」の記事における「移動平均乖離率」の解説
移動平均乖離率は現在価格が「移動平均線」からどれくらい離れているかを判別するオシレーター系のテクニカル指標である。英語表記は「Moving average divergence rate」。 株式相場や為替相場などで、その時の「マーケットの行き過ぎ感」をグラフ化して表示する。もしローソク足が移動平均線より上に大きく高ければ「上昇トレンド」であり、その現在の価格が「買われ過ぎ」を意味し、「売りのシグナル」となる。逆にローソク足が移動平均線より下に大きく低ければ「下降トレンド」であり、その現在の価格が「売られ過ぎ」を意味し、「買いのシグナル」となる。 移動平均乖離率は以下の計算式で求められ、「%」で表示される。 計算式 ((現在の終値-移動平均値)÷移動平均値)×100 定義 price − M A ( price ) M A ( price ) × 100 {\displaystyle {\frac {{\mbox{price}}-MA({\mbox{price}})}{MA({\mbox{price}})}}\times 100} MA = 移動平均 値域は0% - 100%。
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