ENGの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 14:32 UTC 版)
1970年代に入りU-maticと呼ばれるカセット式のVTRが開発され、さらにバッテリー電源で駆動するポータブルタイプのVTRができたことにより、VTRでのニュース取材が行われるようになった。これはENG(エレクトリック・ニュース・ギャザリング)と呼ばれ、FPU(フィールド・ピックアップ・ユニット)と呼ばれる専用周波数を用いたマイクロ波で長距離伝送を行う事が可能で、各地にFPU基地を建設する事で様々な場所からニュース映像の伝送が出来るようになった。またVTRで撮影された映像・音声はEEDと呼ばれる電気信号によるアナログコピーを行う事で他のVTRに編集を行う手法で編集時間も格段に短縮された。
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