業務用・放送用と民生用の区別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 03:32 UTC 版)
「カムコーダ」の記事における「業務用・放送用と民生用の区別」の解説
家庭用ハイビジョンカメラの登場した現在でも、スタンダードカメラ、ハンディカメラ、ENGカメラという放送用カメラの構成や性能は変わっていない。しかし業務用ビデオ機材では、以前は業務用と民生用では明らかに画質が異なり、また価格も段違いとなっていたものの、1995年(平成7年)9月、Sonyの世界初DV規格によるデジタルカムコーダDCR-VX1000からこの流れは変わり、ハイエンドの民生機とローエンドの業務用機の区別があいまいになってきた。この機種は、録画部にDV規格を採用するとともに、撮影部に業務用と同じ3CCDを採用することで、劇的な画質の向上をもたらした。同機や、その後継機種DCR-VX2000は、業務用の領域にも食い込んで使われている。 その後のカムコーダは、いくつかの方向に分化しつつ発展を続けている。
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