CodeMemberEvent

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

CodeMemberEvent クラス

型のイベントの宣言を表します。

名前空間: System.CodeDom
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<SerializableAttribute> _
<ComVisibleAttribute(True)> _
<ClassInterfaceAttribute(ClassInterfaceType.AutoDispatch)> _
Public Class CodeMemberEvent
    Inherits CodeTypeMember

Visual Basic (使用法)

Dim instance As CodeMemberEvent

C#

[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
[ClassInterfaceAttribute(ClassInterfaceType.AutoDispatch)] 
public class CodeMemberEvent : CodeTypeMember

C++

[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
[ClassInterfaceAttribute(ClassInterfaceType::AutoDispatch)] 
public ref class CodeMemberEvent : public
 CodeTypeMember

J#

/** @attribute SerializableAttribute() */ 
/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
/** @attribute ClassInterfaceAttribute(ClassInterfaceType.AutoDispatch) */ 
public class CodeMemberEvent extends CodeTypeMember

JScript

SerializableAttribute 
ComVisibleAttribute(true) 
ClassInterfaceAttribute(ClassInterfaceType.AutoDispatch) 
public class CodeMemberEvent extends
 CodeTypeMember

解説

CodeMemberEvent を使用して、型のイベント メンバを表すことができます。CodeMemberEvent には、イベントのデータ型、データ型をプライベートで実装しているかどうか、および (存在する場合は) メンバ イベントが実装するインターフェイスの型を示す各プロパティがあります。

使用例

CodeMemberEvent を使用して、System.EventHandler デリゲートを受け取るイベントを宣言する例を次に示します。

Visual Basic

' Declares an event that accepts a delegate type of System.EventHandler.
Dim event1 As New CodeMemberEvent()
' Sets a name for the event.
event1.Name = "TestEvent"
' Sets the type of event.
event1.Type = New CodeTypeReference("System.EventHandler")

' A Visual Basic code generator produces the following source code for
 the preceeding example code:

'     Private Event TestEvent As System.EventHandler

C#

// Declares an event that accepts a delegate type of System.EventHandler.
CodeMemberEvent event1 = new CodeMemberEvent();
// Sets a name for the event.
event1.Name = "TestEvent";
// Sets the type of event.
event1.Type = new CodeTypeReference("System.EventHandler");

// A C# code generator produces the following source code for the preceeding
 example code:

//    private event System.EventHandler TestEvent;

C++

// Declares an event that accepts a delegate type of System.EventHandler.
CodeMemberEvent^ event1 = gcnew CodeMemberEvent;

// Sets a name for the event.
event1->Name = "TestEvent";

// Sets the type of event.
event1->Type = gcnew CodeTypeReference( "System.EventHandler" );

// A C# code generator produces the following source code for the preceeding
 example code:
//    private event System.EventHandler TestEvent;

J#

// Declares an event that accepts a delegate type of System.EventHandler.
CodeMemberEvent event1 = new CodeMemberEvent();
// Sets a name for the event.
event1.set_Name("TestEvent");
// Sets the type of event.
event1.set_Type(new CodeTypeReference("System.EventHandler"));
// A VJ# code generator produces the following source code for
// the preceeding example code:
// private event System.EventHandler TestEvent;

継承階層

System.Object
   System.CodeDom.CodeObject
     System.CodeDom.CodeTypeMember
      System.CodeDom.CodeMemberEvent

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CodeMemberEvent メンバ
System.CodeDom 名前空間

CodeMemberEvent コンストラクタ

CodeMemberEvent クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.CodeDom
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New CodeMemberEvent

C#

public CodeMemberEvent ()

C++

public:
CodeMemberEvent ()

J#

public CodeMemberEvent ()

JScript

public function CodeMemberEvent ()

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CodeMemberEvent クラス
CodeMemberEvent メンバ
System.CodeDom 名前空間

CodeMemberEvent プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Attributes	メンバの属性を取得または設定します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	Comments	型メンバのコメント コレクションを取得します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	CustomAttributes	メンバのカスタム属性を取得または設定します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	EndDirectives	メンバの終了ディレクティブを取得します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	ImplementationTypes	メンバ イベントが実装しているデータ型を取得または設定します。
	LinePragma	型メンバのステートメントが発生する行を取得または設定します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	Name	メンバの名前を取得または設定します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	PrivateImplementationType	プライベートに実装されているデータ型が存在する場合は、そのデータ型を取得または設定します。
	StartDirectives	メンバの開始ディレクティブを取得します。 ( CodeTypeMember から継承されます。)
	Type	イベントを処理するデリゲート型のデータ型を取得または設定します。
	UserData	現在のオブジェクトのユーザー定義可能なデータを取得または設定します。 ( CodeObject から継承されます。)

参照

関連項目

CodeMemberEvent クラス
System.CodeDom 名前空間

CodeMemberEvent メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

CodeMemberEvent クラス
System.CodeDom 名前空間

CodeMemberEvent メンバ

型のイベントの宣言を表します。

CodeMemberEvent データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	CodeMemberEvent	CodeMemberEvent クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Attributes	メンバの属性を取得または設定します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	Comments	型メンバのコメント コレクションを取得します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	CustomAttributes	メンバのカスタム属性を取得または設定します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	EndDirectives	メンバの終了ディレクティブを取得します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	ImplementationTypes	メンバ イベントが実装しているデータ型を取得または設定します。
	LinePragma	型メンバのステートメントが発生する行を取得または設定します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	Name	メンバの名前を取得または設定します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	PrivateImplementationType	プライベートに実装されているデータ型が存在する場合は、そのデータ型を取得または設定します。
	StartDirectives	メンバの開始ディレクティブを取得します。(CodeTypeMember から継承されます。)
	Type	イベントを処理するデリゲート型のデータ型を取得または設定します。
	UserData	現在のオブジェクトのユーザー定義可能なデータを取得または設定します。(CodeObject から継承されます。)

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

CodeMemberEvent クラス
System.CodeDom 名前空間