ClientBuildManagerParameter クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


ASP.NET Web ページおよびコード ファイルをプリコンパイルすると、ユーザーへの応答時間が短くなり、ソース コードを配置せずにサイトを配置できます。ASP.NET Web サイトのプリコンパイルの詳細については、「ASP.NET Web サイトのプリコンパイルの概要」を参照してください。
ClientBuildManagerParameter クラスは、プリコンパイル時に使用される値を格納します。PrecompilationFlags プロパティによって、アセンブリのビルド方法が決まります。たとえば、PrecompilationFlags を Clean に設定すると、以前にコンパイル済みのコンポーネントが再コンパイルされます。OverwriteTarget に設定すると、結果として得られたアセンブリによってコンパイル対象のディレクトリ内のすべてのコンポーネントが上書きされます。PrecompilationFlags 列挙子には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性があります。PrecompilationFlags プロパティに PrecompilationFlags 列挙体の複数の値を格納して、プリコンパイル動作の組み合わせを指定できます。
StrongNameKeyContainer プロパティまたは StrongNameKeyFile プロパティのどちらか一方に値を割り当てると、厳密な名前付きのアセンブリを作成できます。厳密な名前付きのアセンブリを作成するために両方の値を設定する必要はありません。
ClientBuildManagerParameter オブジェクトは、ClientBuildManager 構造体を使用して ClientBuildManager オブジェクトに渡されます。

次のコード例は、ClientBuildManager クラスの概要にあるコード例の一部です。この例では、ClientBuildManagerParameter オブジェクトを作成し、その値を設定します。結果として得られたアセンブリは、指定されたキー ファイルに基づいて厳密な名前が設定され、指定された PrecompilationFlags 値に従ってプリコンパイルされます。

System.Web.Compilation.ClientBuildManagerParameter


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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