CSN&Y以外の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 00:41 UTC 版)
「スティーヴン・スティルス」の記事における「CSN&Y以外の活動」の解説
CSN&Y活動中からメンバー4人はバンドとは別に各自のソロ活動も並行して行っていた。スティルスは1970年、セルフタイトルのソロ・デビューアルバムを発表。このアルバムにはCSN&Yのメンバーに加えて、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、キャス・エリオット、ブッカー・T・ジョーンズ、リンゴ・スターら豪華な顔触れのゲストが参加した。このアルバムからは「愛への讃歌 (Love the One You're With)」のヒットが生まれた。 『スティーヴン・スティルス2』には「Change Partners」なる曲が収録された。この歌はCSN&Yが結成される前に書かれたものだが、グラハム・ナッシュはこの曲をCSN&Yにおける人間関係を歌ったものだと解釈した。 1971年、スティルスは、元バーズのクリス・ヒルマンらとマナサスを結成。セルフ・タイトルの2枚組デビュー・アルバムはビルボードのアルバム・チャートの4位まで上昇した。 マナサスのフランス・ツアー中に知り合ったフランス人シンガーソングライター、ヴェロニク・サンソン(Véronique Sanson)と結婚。息子クリスも生まれ、スティルスの作風もCSN&Yの頃のような尖った緊張感を持ったものから、穏やかな楽しいムードのものに変わって行った。当時の曲「To Mama From Christopher and the Old Man」は彼の家族に対する温かい視線を書いたものである(その後、1976年に離婚)。このころコロムビアに移籍し、『Stills』(1975)、『Illegal Stills』(1976) の2枚のアルバムをリリースする。 1979年3月には、キューバのハバナで行われたハバナ・ジャムに出演。このフェスティバルにアメリカ側から参加したのはスティルスのほかにウェザー・リポート、トリオ・オブ・ドゥーム、ファニア・オールスターズ、クリス・クリストファーソン、リタ・クーリッジ、ビリー・ジョエルら。 2005年にはソロ・アルバム『Man Alive!』をイギリスの独立レーベル、Talking Elephantからリリース。 2006年から2007年にかけては、スティルス自身が「ザ・カルテット」と呼んだバック・バンドを従えて精力的にツアーを行った。2008年10月にはソロとして初めてヨーロッパをツアーした。 2011年、映画『Wretches & Jabberers』のサウンドトラックに "Low Barefoot Tolerance" を提供した。 2013年、ケニー・ウェイン・シェファード(G)、バリー・ゴルードバーグ(Key)と3人でブルースバンド「The Rides」を結成。 2017年、かつての恋人でもあった50年来の友人で女性歌手の、ジュディ・コリンズとコラボしたStills & Collins名義の作品『Everybody Knows』を発表。
※この「CSN&Y以外の活動」の解説は、「スティーヴン・スティルス」の解説の一部です。
「CSN&Y以外の活動」を含む「スティーヴン・スティルス」の記事については、「スティーヴン・スティルス」の概要を参照ください。
- CSN&Y以外の活動のページへのリンク