BUBKA及び兄弟誌が関係した主な事件
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「ブブカ (雑誌)」の記事における「BUBKA及び兄弟誌が関係した主な事件」の解説
『BUBKA』2001年9月号、12月号、2002年1から3月号において、女優の中村愛美が、かつてブルセラ店で自身の使用済みの下着を販売していたという内容の記事及び写真を、本人には無断で多数掲載。のちに中村より「名誉を傷つけられ、プライバシーと肖像権が侵害され、決まっていた仕事がキャンセルされたことで多大な被害を受けた」として約3000万円の損害賠償請求訴訟がなされた。被告となったコアマガジンによる抗弁は、「時代のモラルや時代性を報道し、世人の注意を喚起するため」「一般公共の関心事であり、公益のためである」などであった。東京地方裁判所は同年6月、撮影は原告が13から15歳当時のものであった点を指摘、「『デビュー前にどんなことをしていたかは興味や好奇心の対象にすぎない』ため公共性が認められない」として、コアマガジン社に対し220万円の支払いを命じる判決を下した。 『ブブカスペシャル』2002年7月号に幼少時の写真や登下校風景などを掲載したとして、藤原紀香やモーニング娘。など芸能人28人が日本音楽事業者協会を中心に原告団を結成し集団提訴。コアマガジン社に対し一審では516万円、二審(2006年4月26日)では896万円の支払を命じた。2008年10月15日に最高裁が東京高裁での決定を支持し、判決が確定している。この判決以降、同誌は原告側の芸能人の写真に目線を入れている。 『ブブカ』2003年3月号などに中田英寿と宮沢りえの交際写真を掲載。中田側による提訴に発展し、一審・二審共に、コアマガジン社に対し110万円の支払を命じた。 『別冊BUBKA』2005年5月号の内容と表現が差別的だとして抗議を受け、謝罪広告の掲載を要求された。 『裏BUBKA』が児童ポルノ映像を一部修正の上、同雑誌付録のDVDに二次転載したとして、2006年10月、警視庁少年育成課が同誌元編集長を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕。同月、コアマガジン社についても、同容疑で書類送検した。 『ブブカ』2007年6月号に、ABC朝日放送の当時アナウンサーだった高野直子のわいせつ画像が掲載された。しかし、この画像は同局のホームページから取得した高野の顔写真に全く別の女性のわいせつな写真を合成した虚偽の写真であった。高野と朝日放送は同年9月、コアマガジン社を名誉毀損と著作権法違反の疑いで大阪府警に刑事告訴した。コアマガジン社は、掲載写真が高野と関連がないことや、事実と異なることを認め、2007年11月30日発売の「BUBKA」1月号に謝罪・訂正広告を掲載した。
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