BRTによる仮復旧案とは? わかりやすく解説

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BRTによる仮復旧案(第一次)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:04 UTC 版)

山田線」の記事における「BRTによる仮復旧案(第一次)」の解説

2011年3月11日発生した東日本大震災により、宮古 - 釜石間 (55.4km) では、21.7kmが浸水13駅中4駅や線路の1割、鉄橋など6か所、盛土10か所が破壊された。この区間復旧について、JR東日本は、2012年6月25日公共交通確保会議沿線4市町岩手県などで構成震災被災したJR山田線鉄道復旧までの公共交通確保策について協議する)において、本復旧は安全の確保まちづくりとの整合性など、各地課題多く資金調整含め当時間がかかるとし、気仙沼線大船渡線同様に山田線についても、BRTにより仮復旧する案を正式提案した。(BRTバスによる高速輸送)は一般車両の立ち入れないバス専用道路にて運行することにより鉄道並み定時性確保するとともに停車駅運行本数増やすことができる。また鉄道よりはるかに低コスト運行できる。)鉄道用地を舗装して専用道にする、費用JR東日本負担する、ただし山田線被災した鉄橋が多いため、鉄路山側迂回している部分などは並行して走る国道45号使い専用道は約10kmほどとする、JR東日本運行主体になり、車両JR購入する運賃鉄道同程度とし、増便や駅の増設進める、というものである。 この山田線BRT構想に対して沿線4市町は、 専用道の割合低く現状バス定時性スピード変わらない 震災前からの民間バス競合する(「宮古釜石間は路線バス1日11往復走っている。BRTにかけるおカネ時間もったいない」(宮古市役所)) そもそもまちづくり鉄路復旧前提としている などを理由拒否7月9日JR東日本通告し同時に鉄道での復旧求めたため、山田線BRT化の話はいったん消えることとなった

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BRTによる仮復旧案(第二次)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:04 UTC 版)

山田線」の記事における「BRTによる仮復旧案(第二次)」の解説

2013年9月25日盛岡市開かれた第6回山田線復興調整会議において、JR東日本山田線BRT導入することを再提案従前BRT案では専用区間が短いという批判対し、再提案では津波流出した宮古市閉伊川山田町第一織笠川大槌町大槌川小槌の4復旧させるなどし、専用道の総延長従来提案より約16km増やした25.3km(宮古 - 釜石間の46%)とすることで、鉄道では約70分の宮古 - 釜石間をBRT最短で約80分とする(代替バスの約100分に比べかなり鉄道レベル近づく)。しかし、この案に対して地元4市町は再び拒否した

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