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アレクサンドル・ミハイリン

(Alexander Mikhaylin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/02 08:54 UTC 版)

アレクサンドル・ミハイリン
基本情報
ラテン文字 Alexander Mikhailin
原語表記 Александр Вячеславович Михайлин
ロシア
出生地 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国モスクワ
生年月日 (1979-08-18) 1979年8月18日(44歳)
身長 195cm
選手情報
階級 男子100kg超級
獲得メダル
ロシア
柔道
オリンピック
2012 ロンドン 100kg超級
世界柔道選手権
2001 ミュンヘン 100kg超級
2001 ミュンヘン 無差別
2005 カイロ 100kg超級
2008 ルヴァロワ=ペレ 100kg超級
2011 パリ 100kg超級
1999 バーミンガム 100kg級
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アレクサンドル・ミハイリンロシア語: Александр Вячеславович Михайлин1979年8月18日 - ) は、ロシアモスクワ出身の柔道家。階級は100kg超級。身長195 cm。体重120kg[1][2][3][4]

人物

ミハイリンは世界の重量級に10年以上も君臨した名選手であり、タメルラン・トメノフとともにロシアを代表する柔道家の一人でもあった。1998年のヨーロッパジュニアと世界ジュニア100kg超級をオール一本勝ちで優勝するなど、ジュニアの頃から大活躍していた[4]。1999年の世界選手権では100kg級で3位に入るも、シドニーオリンピックには国内予選で敗れ出場できなかった[4]。その後、2001年には世界選手権で100kg超級と無差別を圧倒的な強さで2階級制覇を果たすもロシア国内にトメノフがいたため、アテネオリンピックには出場できなかった[4]。翌年再び世界選手権100kg超級を制するも、2008年の北京オリンピックにもトメノフが出場したため、またもミハイリンのオリンピック出場はならなかった[4]。これだけの実績を有している選手にもかかわらず、オリンピックに出場できないケースとしては、ミハイリンの他に藤猪省太やライバルとして長年競ってきた棟田康幸のケースがある。なお、ミハイリンもいくつかの国から国籍変更を打診されたこともあったが、ロシア代表に執着していたために断ったという[5]。その後、2008年の世界選手権無差別では2位、2011年の世界選手権100kg超級及び、地元ロシアのチェリャビンスクで開催された世界選手権無差別では3位となった[3]。翌年の2012年、ヨーロッパ選手権で優勝するとロンドンオリンピック代表に選ばれ、ようやくオリンピックの舞台に登場することとなった。7月のロンドンオリンピックでは準々決勝でブラジルのラファエル・シルバに判定勝ちすると、準決勝はドイツのアンドレアス・テルツァーを有効で破った。決勝ではフランスのテディ・リネールと対戦して指導3で敗れはしたものの、銀メダルを獲得した[1]。2014年5月には現役引退を表明した[5]。しかしながら2016年には37歳にして現役に復帰すると、ロシア選手権で優勝を飾るもグランドスラム・東京では初戦で日本の影浦心に敗れた[6]。2017年には世界選手権(無差別)に出場するも、準々決勝でベルギーのトマ・ニキフォロフから縦四方固で敗れるなどして7位にとどまった[3][7]。その後、正式に引退を表明した。

主な戦績

(階級表記のない大会は全て100kg超級での成績)

100kg級での戦績

100kg超級での戦績

(出典[3][4]、JudoInside.com)

脚注

外部リンク


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