地下鉄等旅客車
(A基準 から転送)
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地下鉄等旅客車(ちかてつとうりょかくしゃ)とは、主として地下式構造の鉄道に使用する旅客車及び長大なトンネル[1]を有する鉄道に使用する、国土交通省が定めた鉄道に関する技術上の基準を定める省令(以下技術基準省令と略)の解釈基準に定める火災対策を施工・製造した鉄道旅客車両群である。
- ^ 技術基準省令 - e-Gov法令検索 第29条に関連する電力関係の規定であるが、以下を「長大なトンネル」としている。 国土交通省 「鉄道に関する技術上の基準を定める省令等の解釈基準の一部改正について」 Ⅵ-2 関係9 (2004年)
市街地の地下に設けるトンネルであって、一つのトンネルの長さが1.5 kmを超えるもの、市街地の地下以外に設けるトンネルであって、一つのトンネルの長さが2 kmを超えるもの及びトンネル内に駅を設置するトンネルであって、トンネル内の駅間距離(ホーム端間距離をいう。)又はトンネル端と最寄駅のホーム端との距離が1 kmを超えるもの。 - ^ a b c 東京メトロのひみつ(P30)
- ^ 鉄道ファン1996年1月号 ロクサン形電車とそのファミリー
A基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 08:34 UTC 版)
大都市およびその周辺の線区で長大トンネルのある区間を運転する車両(今後新造する車両はつとめてA-A基準によるものとする)。 屋根 金属とし、難燃性の絶縁材料で覆う。 天井・内張・外板 金属。塗料も不燃性(ただし妻面は難燃性可)。 床 金属。敷物は難燃性。 座席 つとめて難燃性。 貫通路 少なくとも2両間に貫通路設置。連結面間の貫通路に渡り板・幌等の設置。貫通口および貫通路の有効幅確保(幅550 mm以上)。扉設置の場合は引戸とする。 主回路 床下抵抗器付近の配線禁止・ダクト・防熱板による防護。電弧・電熱を発する場所に近接し焦損のおそれのある箇所は不燃性。電線被覆は難燃性。 予備灯 室内灯が消灯したときに自動点灯する予備灯の設置。 通報装置 車掌から客室へ放送出来る装置の設置。 ドアコックおよび標示 旅客が操作できる非常停止装置・通報装置の取り扱い方の明示。みだりに車外へ出ないよう乗務員の誘導に従うよう要請文の掲示。ドアコックの取付位置および操作方法を明示。 消火器 取り外し・取り扱いが容易。油火災および電気火災用のもので客室設置のものは有害ガスを発生しない。
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