9211系とは? わかりやすく解説

9211系(NDC)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 08:00 UTC 版)

ムグンファ号」の記事における「9211系(NDC)」の解説

NDCNew Diesel Car は9211系と呼ばれる気動車ディーゼル動車)のこと。大宇重工業製造制御液体変速方式最高時速120km。 釜山広域市周辺都市有機的に結ぶための短距離列車として、1984年10月211系気動車動力車211型と制御車411型)を利用したムグンファ号登場した。まず先頭車同士2両編=成 (211 - 411) であったが、翌1985年から中間動力車311型が新造され、3両編成4両編成による運行開始した。おもな運転系統釜山 - 馬山釜山 - 蔚山釜山 - 大邱大邱 - 馬山4つで、首都圏京春線清凉里 - 春川)でも一時期4両編成活躍し末期には蔚山 - 慶州といった短距離運用にも着いた車体塗装クリーム色赤帯で、塗り分け日本特急電車類似していた。のちに赤・黄・白ムグンファとなった車体番号1987年231系)、1988年281系)に変更し1992年から9211系として最後まで運用された。座席当時普及し始めた簡易リクライニングシートで、長らく横5列の狭いシート不評であったが、2000年までに4列72席に改造された。1984年から1990年までに3形式各12両ずつの計36両が製造されたが、1994年列車同士衝突事故(4名死亡64負傷)で9412、9318、9420の3両が失われた老朽化により2005年からVIP対応車であった9222Fの3両編成を除く全編成の運用中止に向けた廃車始まった2010年KORAIL同年2月16日運行をもってNDC運行終了した発表した2001年引退した大統領専用車両は、2014年5月鉄道博物館移設後、保存されている。 形式 9211型(旧231, 281先頭動力車12両 9211 - 2289席、エンジン2機(カミンズ製 NTA855RI 315馬力) 9311型(旧331, 381中間動力車12両 9311 - 2283席(78席車あり)エンジン2機 9411型(旧431, 481先頭制御車12両 9411 - 2279席、発電機1機(1990年製9421・22発電機でなく動力エンジン1機搭載して動力車化) 9222Fは1999年公社VIP使用する非営業車両に改修が行われた。

※この「9211系(NDC)」の解説は、「ムグンファ号」の解説の一部です。
「9211系(NDC)」を含む「ムグンファ号」の記事については、「ムグンファ号」の概要を参照ください。

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