9201系(DEC)
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「ムグンファ号」の記事における「9201系(DEC)」の解説
DEC:Diesel Electric (Excellent) Car は9201系と呼ばれるディーゼル動車。大宇重工業製造。電気式制御で最高時速120km。 9201系(当初201)は1980年にセマウル号として登場し、全羅線ソウル - 南原間で運行を開始した。外観はともに登場した9900系電動車と瓜二つだが、先頭車はPMCと呼ばれる半分が動力室で客室が狭い形式、制御には電気式変速機方式を採用、5両編成が2組の計10両が製造された。1986年にセマウル号にステンレス製新型客車が入ると、旧型客車とともにムグンファ号に格下げされ、京春線(清凉里 - 春川)の運用に付いた。おもに5両編成1本が営業し、もう一本は予備車となっていたが、2000年ごろに用途廃止となり、そのまま10両すべてが廃車となった。 形式 9201型(旧201)先頭動力車(4両 9201 - 04) 39席(PMC)エンジン1機(KTA38L 970馬力)発動機1機、電動機2機 9301型(旧301)動力車(4両 9301 - 04) 83席、電動機4機。 9401型(旧401)付随車(2両 9401 - 02) 83席 編成 9201 - 9301 - 9401 - 9302 - 9202 9203 - 9303 - 9402 - 9303 - 9204
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