9代目 X110型とは? わかりやすく解説

9代目 X110型(2000年 - 2004年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 17:38 UTC 版)

トヨタ・マークII」の記事における「9代目 X110型(2000年 - 2004年)」の解説

マークIIとしての最終モデルとなったX110系は、それまでの4ドアハードトップから、クラウン(S170系)と共通シャシ4ドアセダン移行した姉妹車であったチェイサークレスタ廃止となる。その代わり後継車ヴェロッサ登場歴代で最も背の高いボディ、厚みのあるヘッドライトテールライト歴代横長型から一転して縦長になるなどにより歴代で最もボリュームあるデザインといえる室内広くなった事が高評価される一方で販売台数100系以前ほどの成功を収めることはなかった。グレード名には全車グランデ」が付けられ、旧グランデ系は、上からターボ搭載の「2.5グランデG-tb」「2.5グランデG」「2.5グランデ」「2.0グランデ」で、3.0Lは廃止された。グランデエンブレムこれまでの筆記体から活字体変更された、スポーツ系ツアラー呼称廃止され、「グランデiR-V」と「グランデiR-S」という呼称になったエンジンは、1G-FEVVT-i)・1JZ-FSE(VVT-i)・1JZ-GEVVT-i)・1JZ-GTEVVT-i)のラインナップである。この代から2.5Lモデル搭載された1JZエンジンドライブバイワイヤ化された。5速MT2.5グランデiR-Vにのみ設定先代スカイフックTEMS代わりインフィニティTEMS採用された。テレビCMにはジョージ・クルーニー出演2000年10月 - フルモデルチェンジ2001年8月 - 特別仕様車として「レガリア」を設定2002年10月 - マイナーチェンジ。ヘッドランプ・フロントグリル・リアコンビネーションランプが変更。またスポーツ系グレードは、グランデiR-VグランデiR-Sから単に「iR-V」「iR-S」となり、新たに1G-FE搭載廉価グレードiR」が追加され2.5グランデG-tb廃止グランデ系とiRとなった特別仕様車として「レガリア」「35thアニバーサリー」「リミテッド」が登場した2003年5月 - マークII誕生35周年記念した特別仕様車 グランデ/グランデFour「35th Anniversary」を設定専用16インチアルミホイール(スーパークロームメタリック:2WD車)、専用ゴールドエクステンション付ディスチャージヘッドランプ専用シート表皮本革巻き+専用精彩木目調4本スポークステアリングホイール&シフトレバーノブなどを特別装備し、より高級感のある仕様としている。また、上記装備加えDVDボイスナビゲーションTV付EMV(エレクトロマルチビジョン)、音声ガイダンス機能付バックガイドモニターを装備したグランデ/グランデFour「35th Anniversary・ ナビパッケージ」も設定する2003年12月 - 一部改良DVDボイスナビゲーションTV付EMV(エレクトロマルチビジョン)をG-BOOK対応にする。 2004年10月オーダーストップに伴い生産終了在庫応分のみの販売となる。 2004年11月 - 後継車マークX」の登場にともない販売終了9代目新車登録台数累計186870台。 マークIIは(コロナマークII名義から通算して36年2か月歴史に幕閉じた。ただし、ワゴンブリット2007年まで継続生産・販売された。その「マークX」も2019年12月をもって生産終了しており、通算して51年歴史に幕閉じた

※この「9代目 X110型(2000年 - 2004年)」の解説は、「トヨタ・マークII」の解説の一部です。
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