8巻と28品の対応関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:05 UTC 版)
鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』8巻28品の、各巻ごとの内訳は以下のとおり。 第1巻 第1:序品 第2:方便品 第2巻 第3:譬喩品 第4:信解品 第3巻 第5:薬草喩品 第6:授記品 第7:化城喩品 第4巻 第8:五百弟子受記品 第9:授学無学人記品 第10:法師品 第11:見宝塔品 第5巻 第12:提婆達多品 第13:勧持品 第14:安楽行品 第15:従地湧出品 第6巻 第16:如来寿量品 第17:分別功徳品 第18:随喜功徳品 第19:法師功徳品 第7巻 第20:常不軽菩薩品 第21:如来神力品 第22:嘱累品 第23:薬王菩薩本事品 第24:妙音菩薩品 第8巻 第25:観世音菩薩普門品 第26:陀羅尼品 第27:妙荘厳王本事品 第28:普賢菩薩勧発品 『更級日記』の作者・菅原孝標女が少女時代、夢の中で僧侶から「『法華経』の第5巻を早く習いなさい」と忠告されたのに無視した挿話は有名である。第5巻には、女人成仏を説く提婆達多品や、天台系寺院の勤行で読誦される安楽行品、「本門」(後半14品)の最初の章である従地湧出品などが含まれている。
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