8巻~13巻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 18:11 UTC 版)
やす子が顧問になってから、より実践的な練習が増え、二ツ坂高校は呼吸法や体捌きを身に付ける。冬休みに入り、和歌山の名門愛山高校と國陵高校の合同合宿に参加する。最終日には絶対王者である熊本東高校も交えて、対抗戦を行う。初戦で國陵高校と当たった二ツ坂高校は、えりや将子が何かを掴む中、さくらの悪い癖が浮き彫りになる。対國陵高校では控えだった旭だが、続く2戦目の対愛山高校では中堅を務め、久保紗月と対戦する。この試合の中で、旭は今まで鍛えてきた足腰の強さを活かし、深い踏み込みをして打つことが長所になる。また、このことによりやす子から「二ツ坂高校の戦力として数える」と認められ、身震いするほどのうれしさを感じる。最終戦の熊本東高校戦では疲れもせずに負けてしまい、レベルの違いに呆然とするも、真春だけは対戦した熊本東高校の主将、戸井田奈歩とライバル関係になり、合宿を終える。 合宿を終えた二ツ坂高校は選抜大会に臨む。二ツ坂高校のメンバーは今までの努力が実り、実力で勝利しているが、さくらのみ勝利がない状況だった。そんな状況にさくらは嫌気がさし、薙刀部をやめることを決心する。そのさくらの気持ちを考えた旭は、いつか自分もそうなるかもしれないと恐怖に追われ、ひたすら練習をする。その結果、シンスプリントになってしまう。病院に行く途中、帰宅しているさくらと偶然出会い、お互いの気持ちを打ち明けることで、さくらは薙刀部へ復帰する。
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