4代目 (2006年-2016年) V36型
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「インフィニティ・G」の記事における「4代目 (2006年-2016年) V36型」の解説
2006年9月にセダン、2007年6月にクーペ販売開始。 初代G35と同様に日産・スカイラインの姉妹車であるが、クーペは3.7LのVQ37VHRエンジンを搭載したため車名がG37クーペに変更された。 先代モデル同様北米での評価は高く、コンシューマー・レポートの2007-2008年の高級セダンカテゴリの1位に選出され、2008年にはオートモビルマガジンのオールスターに選出された。さらに、カー・アンド・ドライバー誌の2009年 10ベストカーにも選ばれた。 2008年秋から欧州でインフィニティブランド展開が開始されるのに伴い、Gシリーズも欧州で発売が開始される。先行してジュネーブショウに出品されたモデルは、セダンもG37となり、VQ37VHRエンジンに7速オートマチックトランスミッションが組み合わされている。その他に、セダンの18インチホイールが新デザインになっていたり、ヘッドランプウォッシャーが装備されていた。 また、同時に北米市場でもVQ37VHR+7速ATを組み合わせたG37セダン及びクーペが発売された。セダンの場合、名称がG37セダンとなり、エンジンの出力は328psとクーペに比べ2psダウン、ブレーキのディスクのインチアップや新デザインの18インチアルミホイールやドアミラー、スクラッチシールド(全色)の採用などの改良が合わせて実施される。さらにGクーペにおいては、4WD仕様のG37xも追加される。(4WDバージョンのミッションはセダン・クーペとも7速ATのみになる。)なお、北米仕様車にも2008年11月5日に2009年モデルとなる際に追加された。 2008年11月19日には3分割して自動開閉が可能なメタルトップを採用したG37コンバーチブルがロサンゼルスオートショーにおいて発表され、翌2009年6月19日に発売。クーペ同様にVQ37VHRエンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTおよび7速ATが組み合わせられる。 2009年12月16日にはセダンにマイナーチェンジが施され、フロントのデザインなどが変更された。またこの2010年モデルの中国仕様車には、2.5L VQ25HR型エンジンを搭載する「G25セダン」も追加された。 2013年1月、北米国際オートショーにて、Gセダンの後継車種Q50が発表された。インフィニティの新ネーミング戦略が採用された最初の車種となる。同年8月5日、アメリカ合衆国でQ50が発売開始されたが、インフィニティUSAは同時にG37セダンも2015年半ばまで販売を続けると発表した。 2013年12月、G37クーペおよびG37コンバーチブルが「Q60」「Q60コンバーチブル」に改名された。 2014年7月29日、北米仕様の2015モデルを発表。G37を「Q40」に改名し、大幅にグレードが整理された上で、「Q50」と併売することがアナウンスされた。 2015年8月7日、年内の生産終了予定が発表された。 2016年、販売終了。 セダン (後期型) コンバーチブル (後期型)
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