3姉妹の親族他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 05:34 UTC 版)
原作・アニメとも、3姉妹の両親は一切登場していない。また家計の悩みは多少あるものの、経済的に不安定な様子もなく、その背景は謎に包まれている。なお、ハルカとの会話から、チアキは父親を覚えていないことが窺える。 タケル 声 - 浅沼晋太郎 黒髪のさらさらヘアの男性。タケルによれば、彼がペンを立てて手を離した時それが倒れた方向になぜか探し物があるということが起こりがちで、実際にチアキの探し物がある方向にペンが倒れていた。これには仕掛けはないとのことで、占いのようなものであるらしい。 南家3姉妹の親戚。チアキに「正月に1万円くれるおじさん」と呼ばれて以来、3姉妹からは「タケルおじさん」(カナとチアキはタケルと呼ぶことが多い)と呼ばれているがまだ20代。また、南家3姉妹の母親の姉の息子であり、叔父でなく従兄である。 なにかと3姉妹を気にかけており、南家に頻繁に出入りしている藤岡を警戒するなど、保護者然としているが、元彼女のレイコさんとの未練を断ち切れず、それを愚痴りに南家を訪れるなど頼りない面もある。 ハルカからは頼れる親族として扱われてはいるが、ハルカも含め南家姉妹一同から、どのような血縁関係の人物か忘れられていた。 作中のキャラクターで唯一目元のしわなどの老化が見られる。彼女のレイコさんとは初登場回で別れたはずだが、その後も原作、ドラマCDなどで何度も名前が出てくる。 なお、原作の単行本中でタケルは方向音痴で、自身では地図を正確に読めないであろうことをうかがわせるエピソードがある。そしてテレビアニメ第3期の『みなみけ おかえり』のDVD第1巻付属のブックレットのタケルの項目には、「方向音痴で地図が読めない」と明記されている。 ふじおか 『みなみけ』のマスコット的な存在となっているクマのぬいぐるみ。チアキが、ふじおかに「アラスカ出身」の「熊」という設定を与えた。しかし、カナには「鮭も捕れなさそうな顔」と言われた。 このふじおかは、チアキがクリスマスプレゼントに藤岡からもらったテディベアである。このことからカナが「ふじおか」と命名した。ただし、チアキ本人は、藤岡からではなく、サンタさんからのプレゼントだと信じている。 チアキは相当気に入っているようで自宅では身の回りに置いている。しかしチアキによって海にまで持っていかれてしまったり、果てはカナに向けて投げつけられたり叩きつけられたりするなど、意外とぞんざいにも扱われている。さらに、後にトウマによってふじおかと同じ形のぬいぐるみが作られた時はチアキに本物と間違えられ、本物のふじおかが捨て置かれる事態になったこともある。 なお、テレビアニメ第1期の第9話『三姉妹日和』において、ハルカがこのふじおかと同じ顔のクマの絵がついたコースターを転がして暇をつぶすシーンがあるが、そのコースターには「Alaskan Fighter」と書かれていた。
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