3人の略歴
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書家「西田王堂」1897年7月5日香川県で生まれる。本名、健男。昭和19年疎開により豊中市桜塚元町に居住。昭和30年の豊中市美術協会の発足より書道部門の委員として参加し、同市美術展では審査委員として、活躍するところとなった。平成10年2月27日豊中市において没。享年100歳であった。1988年に『西田王堂作品集』(豊中市立岡町図書館所蔵)が産経新聞社より出版された。 画家「矢野橋村」1890年9月8日愛媛県で生まれる。本名、一智。橋村、智道人、古心庵などの号を用いる。昭和19年、枚方に移転された私立大阪美術学校が閉鎖された際に豊中市刀根山に移住。その後、昭和23年に清風荘に転居し、昭和40年4月17日豊中市において没。昭和30年の豊中市美術協会結成に当たっては参与として参加し、第1回展より第10回展まで豊中市展の審査委員を務めた。昭和25年大阪府芸術賞、同34年大阪市民文化賞、同36年新日展出品の<錦楓>により日本芸術院賞を受賞した。 歌人「安田青風」1895年3月8日兵庫県で生まれる。本名、喜一郎。姫路師範卒。大阪樟蔭女子大や大阪城南女子短大にて日本文学を講じた。大正2年に服部嘉香主宰の「現代詩文」に参加。昭和21年11月に長男安田章生とともに『白珠(しらたま)』(豊中市立岡町図書館所蔵)を創刊した。昭和39年に大阪芸術賞受賞。昭和43年には短歌の創作と指導に尽力した功績がみとめられ勲五等双光旭日章を受勲。1983年2月19日没。
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