2023年のイタリア
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イタリアの歴史 |
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2023年のイタリア (2023ねんのイタリア)では、2023年のイタリアに関する出来事について記述する。
国家元首等
- 共和国大統領
- 第12代: セルジョ・マッタレッラ (無所属、2015年2月3日 - )
- 共和国首相
- 第68代: ジョルジャ・メローニ (イタリアの同胞、メローニ内閣:2022年10月22日 - )
できごと
通年
1月
- 1月5日 - 前年12月31日に亡くなったベネディクト16世の葬儀をフランシスコがバチカン市国サン・ピエトロ広場で主宰[1]。
- 1月16日 - マフィア・コーサ・ノストラのボスで複数の殺人事件への関与や爆発物使用の疑いでイタリアの最重要指名手配犯となっていたマッテオ・メッシーナ・デナーロをシチリア島で逮捕[2]。
2月
- 2月20日 - ヴェネト州ヴェネツィアのカナル・グランデが低潮と雨不足の影響で運河の水位が低下し、ゴンドラの運行が中止[3]。
- 2月26日 - カラブリア州沖でトルコからの移民船が岩に衝突して難破し、少なくとも63人が死亡[4]。
3月
- 3月15日 - SSCナポリの本拠地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで開催されたアイントラハト・フランクフルト(
ドイツ)とのUEFAチャンピオンズリーグ 2022-23 決勝トーナメント1回戦の2ndレグの試合後に暴動によりサポーター8人が逮捕[5]。
- 3月16日 - 2023 ワールド・ベースボール・クラシックの決勝トーナメント1回戦でイタリア代表が日本代表にスコア3-9で敗退[6]。
- 3月18日 - ラグビー・2023年シックス・ネイションズ・チャンピオンシップにイタリア代表が出場したが、5連敗で6チーム中の最下位だった。
4月
- 4月7日 - 国家統計局の発表で前年の出生数が39万2600人と判明し、1861年の国家統一以来初めて40万人を下回った[7]。
- 4月11日 - 政府が移民に関する非常事態宣言。滞在を認められない移民らの送還を迅速化する狙い[8]。
- 4月25日 - NBA・オーランド・マジックに所属のパオロ・バンケロが新人王を受賞[9]。
- 4月18日 - 政府の移民に関する非常事態宣言に関連して、フランチェスコ・ロロブリジーダ農業相が「民族の入れ替えは受け入れられない」と発言[10]。「グレート・リプレイスメント」も参照
5月
- 5月2日 - エミリア=ロマーニャ州で豪雨が発生し、少なくとも10人が死亡[11]。詳細は「en:2023 Emilia-Romagna floods」を参照
- 5月4日 - セリエA (サッカー) 2022-2023第33節でSSCナポリが33年ぶり3度目の優勝(ディエゴ・マラドーナが在籍していたとき以来)、シーズン終了後にルチアーノ・スパレッティが最優秀監督賞を受賞[12]。
- 5月5日 - ジュゼッペ・コンテ前首相が選挙運動中にワクチン反対派の男に襲撃された。容疑者はイタリアにおける新型コロナウイルス感染症流行によるロックダウンを課した当時の首相を非難した[13]。
- 5月9日 - ATPツアー・マスターズ1000・2023年のイタリア国際 (テニス)を開催。
- 5月10日 - 第68回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞作品賞をフェリックス・ヴァン・フルーニンゲン、シャルロッテ・ファンデルメールシュ両監督の『帰れない山』が受賞。
- 5月13日 - ウォロディミル・ゼレンスキーウクライナ大統領がイタリア、バチカン市国を訪問し、フランシスコ、マッタレッラ大統領、メローニ首相と会談[14]。
- 5月16日 - UEFAチャンピオンズリーグ 2022-23 決勝トーナメントの準決勝でインテルナツィオナーレ・ミラノとACミランのミラノダービーが実現し、インテルが2戦合計スコア3-0で決勝進出[15]。
- 5月17日 - 2023年のF1世界選手権で週末に予定されていた2023年エミリア・ロマーニャグランプリが洪水の影響で中止を決定[16]。
- 5月17日 - セリエA (バレーボール) 2022-2023でトレンティーノ・バレーがプレーオフ決勝の第5戦でASバレー・ルーベを破って8年ぶり5度目の優勝[17]。
- 5月22日 - 同年1月に不正会計問題で勝ち点が暫定的に15が剥奪されていた、ユヴェントスFCに対して勝ち点10の剥奪が決定[18]。
- 5月27日 - ジロ・デ・イタリア2023でプリモシュ・ログリッチ(
スロベニア)が優勝。イタリア人選手の最高はバーレーン・ヴィクトリアスに所属のダミアーノ・カルーゾの4位[19]。
- 5月28日 - ロンバルディア州とピエモンテ州の州境にあるマッジョーレ湖で観光船が強風にあおられ転覆し、情報機関の情報員2人を含む4人が死亡[20]。詳細は「en:Lake Maggiore boat incident」を参照
- 5月31日 - UEFAヨーロッパリーグ 2022-23 決勝でASローマがセビージャFC(
スペイン)にPK戦の末に敗れて準優勝[21]。
6月
- 6月2日 - トスカーナ州フィレンツェで開催された2023年ダイヤモンドリーグの女子1500メートル競走でフェイス・キピエゴン(
ケニア)が3分49秒11の世界新記録を達成[22]。
- 6月7日 - UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ 2022-23 決勝でACFフィオレンティーナがウェストハム・ユナイテッドFC(
イングランド)にスコア1-2で敗れて準優勝[23]。
- 6月10日 - UEFAチャンピオンズリーグ 2022-23 決勝でインテルナツィオナーレ・ミラノがマンチェスター・シティFC(
イングランド)にスコア0-1で敗れて準優勝[24]。
- 6月11日
- 2023 FIFA U-20ワールドカップ決勝でイタリア代表がウルグアイ代表に0-1で敗れて準優勝[25]。
- セリエB (サッカー) 2022-2023の昇格プレーオフ決勝2ndレグで、カリアリ・カルチョがSSCバーリを後半アディショナルタイムの決勝点によって破り、2シーズンぶりに昇格。監督のクラウディオ・ラニエリはシーズン途中に14位だった前年12月に就任し、5位でレギュラーシーズンを終えていた[26]。
- 6月14日 - 同月12日に亡くなったシルヴィオ・ベルルスコーニ元首相の国葬がミラノのドゥオーモ(ミラノ大聖堂)で執り行われた[27]。詳細は「シルヴィオ・ベルルスコーニの死と国葬」を参照
7月
8月
9月
10月
11月
12月
周年
誕生
死去
1月
- 1月1日 - マリオ・アルタリ:実業家、政治家(* 1938年)
- 1月2日 - マッシモ・トゥルチ:声優(* 1930年)
- 1月3日 - ジョルジョ・トンベジ:政治家(* 1926年)
- 1月5日 - エルネスト・カスターノ:サッカーイタリア代表(* 1939年)
- 1月6日 - ジャンルカ・ヴィアッリ:サッカー選手 (FW)、イタリア代表通算59試合16得点、監督(* 1964年)
- 1月12日 - ビットーリオ・ガラッティ:建築家(* 1927年)
- 1月14日 - ジャンフランコ・バルチェロ:画家(* 1924年)
- 1月16日 - ジーナ・ロロブリジーダ:女優、イタリア共和国功労勲章(* 1927年)
- 1月22日 - ジャンフランコ・ゴベルティ:画家(* 1939年)
- 1月23日 - パトリツィオ・ビリオ:サッカー選手 (MF)(* 1974年)
- 1月28日 - カルロ・タベッキオ:政治家、実業家、イタリアサッカー連盟会長(* 1943年)
- 1月29日 - ビト・キメンティ:サッカー選手 (FW)、監督(* 1953年)
- 1月31日 - ルイジ・パシネッティ:経済学者(* 1930年)
2月
- 2月1日 - レナート・ベナーリア:サッカー選手 (MF)、監督(* 1938年)
- 2月3日
- セルジオ・ソッリ:俳優(* 1944年)
- ジュゼッピーナ・ベルサーニ:フェンシング選手(* 1949年)
- 2月4日 - ルチアーノ・アルマーニ:自転車競技選手(* 1940年)
- 2月7日 - ピオ・デミリア:ジャーナリスト(* 1954年)
- 2月8日 - エレナ・ファンキーニ:アルペンスキー選手(* 1985年)
- 2月15日 - ダリオ・ペンネ:俳優(* 1938年)
- 2月16日
- 2月17日 - マウリツィオ・スカパロ:演出家(* 1932年)
- 2月18日 - イラリオ・カスタネル:サッカー選手 (FW)、監督(* 1940年)
- 2月24日 - マウリツィオ・コスタンツォ:テレビ司会者、ジャーナリスト、脚本家(* 1938年)
- 2月26日 - クルツィオ・マルテーゼ:ジャーナリスト、政治家(* 1959年)
3月
- 3月5日 - ピエロ・ジラルディ:造形作家(* 1942年)
- 3月8日 - イタロ・ガルビアーティ:サッカー選手 (MF)、監督(* 1937年)
- 3月12日 - クリス・クーパー:アメリカ出身の野球選手 (投手)、野球イタリア代表(* 1978年)
- 3月16日 - フランコ・ロテッリ:精神科医(* 1942年)
- 3月21日 - フランチェスコ・マセッリ:映画監督、脚本家(* 1930年)
- 3月22日 - ルーシー・サラーニ:活動家(* 1924年)
- 3月26日 - イバノ・マレスコッティ:俳優、劇場監督(* 1946年)
4月
- 4月13日 - ジュリア・イトゥマ:バレーボールイタリア女子U-20代表(* 2004年)
- 4月14日 - イルマ・ブランク:ドイツ出身の画家、グラフィックデザイナー(* 1934年)
- 4月21日 - セルジオ・レンディーネ:作曲家(* 1957年)
- 4月27日 - ジョバンニ・ロンバルド・ラディーチェ(ジョン・モーゲン):俳優(* 1950年)
5月
- 5月3日 - アレッサンドロ・ダラトリ:俳優、映画監督、脚本家(* 1955年)
- 5月6日 - ピエトロ・バルッチ:建築家、都市計画家(* 1922年)
- 5月13日 - ジオット・ビッザリーニ、イタリアの自動車エンジニア(* 1923年)
- 5月28日 - イザ・バルツィッツァ:女優(* 1929年)
6月
- 6月8日 - レナート・ロンゴ:シクロクロスレーサー、国際自転車競技連合殿堂(* 1937年)
- 6月10日 - ヌッチョ・オルディネ:文学者、哲学者(* 1958年)
- 6月12日 - シルヴィオ・ベルルスコーニ:第50・56・57・59代首相(* 1936年)
7月
8月
9月
10月
11月
12月
脚注
- ^ “ベネディクト16世の葬儀、フランシスコ教皇が主宰”. CNN (2023年1月5日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “イタリア警察、逃亡30年の大物マフィア逮捕”. フランス通信社 (2023年1月17日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “「水の都」伊ベネチア、運河干上がりゴンドラ中止”. フランス通信社 (2023年2月22日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “イタリア沖で移民船が難破、子ども含む63人死亡”. ロイター (2023年2月27日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “CLナポリ対フランクフルト戦で暴動、サポーター8人逮捕”. フランス通信社 (2023年3月17日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “侍ジャパンがWBC4強入り イタリアに圧勝”. フランス通信社 (2023年3月17日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “イタリア、昨年の出生数が40万人割れで過去最低 総人口も減少”. ロイター (2023年4月7日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “イタリア、不法移民急増で「非常事態宣言」 6カ月間”. 日本経済新聞 (2023年4月12日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “マジックのバンケロがNBA新人賞受賞”. フランス通信社 (2023年4月26日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “伊農相、移民による「民族の入れ替え」 に警告 非難の的に”. フランス通信社 (2023年4月19日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “美食とF1の街も水浸し イタリア北部洪水 10人超死亡”. フランス通信社 (2023年5月19日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “ナポリが33年ぶりセリエA制覇 歓喜のサポは敵地ピッチ乱入”. フランス通信社 (2023年5月5日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “反ワクチン派、コロナ流行時の首相を襲撃 伊”. フランス通信社 (2023年5月6日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “イタリア訪問のゼレンスキー氏、フランシスコ教皇と会談”. CNN (2023年5月14日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “サッカー=インテル、13年ぶり欧州CL決勝進出 ダービー制す”. ロイター (2023年5月17日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “F1エミリアロマーニャGP、洪水で中止”. フランス通信社 (2023年5月17日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “イタリア22/23 トレンティーノが8季ぶりV!! ルーベ3連覇を阻止”. 月刊バレーボール (2023年5月29日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “ユーベに勝ち点10剥奪処分、欧州CL出場権遠のく”. フランス通信社 (2023年5月23日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “【今日のジロ】ログリッチが事実上の総合優勝、個人TTで圧巻V”. フランス通信社 (2023年5月28日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “伊観光船転覆、4人死亡 うち2人は現役情報員”. フランス通信社 (2023年5月30日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “セビージャが最多7度目のEL制覇 PK戦でローマ下す”. フランス通信社 (2023年6月1日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “キピエゴンが世界新 陸上女子1500m”. フランス通信社 (2023年6月3日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “ウェストハム、劇的勝利でECL制覇 フィオレンティーナ下す”. フランス通信社 (2023年6月8日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “大一番で輝けなかったルカク、欧州CL決勝で大ブレーキ”. フランス通信社 (2023年6月11日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “ウルグアイがU-20W杯初制覇 イタリアとの決勝制す”. フランス通信社 (2023年6月12日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “カリアリを劇的セリエA復帰に導いたラニエリが感極まる…「サルデーニャの人々の勝利と昇格」”. 超ワールドサッカー (2023年6月12日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “ベルルスコーニ元伊首相国葬、メディア王に別れ”. フランス通信社 (2023年6月15日). 2023年6月17日閲覧。
関連項目
- セリエA (サッカー) 2022-2023、セリエA (サッカー) 2023-2024
- 2023年夏のイタリアサッカーの一覧
- 各年のイタリアの一覧
- イタリアの歴史
- イタリアの年表
- 2023年のヨーロッパ
- 2023年のバチカン市国
- 2023年のサンマリノ
外部リンク
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