2016年東京都知事選
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舛添要一の辞任に伴う2016年東京都知事選挙(7月14日告示、31日投開票)では、野党4党は最終的には統一候補を立てるに至ったが、一枚板とは行かなかった。民進党は参院選と並行しての候補者選定が東京都連の主導で進められ、古賀茂明や鳥越俊太郎などに出馬を打診していたがまとまらず、2012年と2014年の都知事選にいずれも共産・社民推薦で出馬して次点になっていた宇都宮健児が先に出馬を表明した。参院選翌日の7月12日になって、民進党は本部が都連の頭越しに鳥越の擁立を決定し(この時点で都連は古賀と出馬の交渉を行っていた)、野党4党は鳥越を統一候補として推薦すると決定した。宇都宮は野党共闘を優先させ、告示日前日に出馬を断念した。なお、野党4党に加え、緑の党グリーンズジャパン、地域政党の東京・生活者ネットワーク、新社会党など左派リベラル系の政治団体も追従して鳥越への推薦や応援を行った。 与党は、自民・公明・日本のこころを大切にする党の推薦を得た増田寛也と、衆議院議員を辞職し自民党の推薦もなく出馬した小池百合子との分裂選挙となったうえ、都議会の与党勢力の体質も問題視されていたため、当初は鳥越が優勢と見られていた。しかし、鳥越の出馬表明が告示直前であったことによる政策等の準備不足や野党4党の連携不足に加え、中盤に週刊文春・週刊新潮が鳥越自身の女性スキャンダルを報じたことで勢いは失速し、「反自民」票は都議会との対決姿勢を強調した小池に流れた。 選挙の結果、291万2628票を獲得した小池が、179万3453票で次点の増田や134万6103票で3位の鳥越などを下して初当選を果たした。民進党代表の岡田は都知事選の投票日前日に、9月の代表選への不出馬と9月末での代表退任を表明した。岡田は退任表明会見において野党共闘路線を進めたことなどを在任中の成果として挙げて「達成感はある」と語った。「成し遂げてきたことを、さらに肯定的に前に進める人がありがたい」とも述べ、自身が進めてきた共産党などとの野党共闘路線を受け継ぐ人が新しい代表になることが望ましいとの認識を示した。
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2016年東京都知事選
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「マック赤坂」の記事における「2016年東京都知事選」の解説
7月8日、前日に都知事選への出馬の意向を表明したタレントの石田純一に関して、マック赤坂は「大歓迎。(都知事選の)注目度が上がる。投票率を上げて下さい。」と述べる一方で、「記者会見を見たけど彼、全然勉強していないねえ。参院選(国政)で表明するようなことを言っている。また『市民団体に頼まれて』と他力本願的な言い方でがっくりした。オレは4度目の出馬だけど、彼は都庁や都議会のことを何も知らないだろう。」と批判した。11日に石田が都知事選への出馬を断念した際には、「彼の姿勢には全く主体性がない。受け身なんだ。誰の支援を得られなくても何があろうとも私だったら出馬を取りやめるようなことはしない」「石田君は2、3日に渡って電波ジャックをした揚げ句に出ないなんて。泡沫の一人として許せない」と述べた。
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