2013年–現在: 再評価–『わたしに会うまでの1600キロ』他
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「リース・ウィザースプーン」の記事における「2013年–現在: 再評価–『わたしに会うまでの1600キロ』他」の解説
以降の映画は三角関係からかけ離れたものとなっていった。2011年9月、『Black & White』撮影開始から1年後、アーカンソー州で行われたジェフ・ニコルズによる数年にわたるドラマ映画『MUD -マッド-』の撮影に参加した。地元の少年2人の助けで逃げる逃亡者(マシュー・マコノヒー)と再燃する元ガールフレンドのジュニパー役を演じた。2012年5月、第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映されたが最高賞パルム・ドールは逃した。2013年1月19日、サンダンス映画祭でアメリカ初上映となり、4月26日に北米の限られた劇場で限定公開された。 次の作品は実際に起こったウェスト・メンフィス3を基にしたマーラ・レヴァリット(英語版)作 『悪魔の結び目(英語版)』の映画化でアトム・エゴヤン監督の『デビルズ・ノット』であった。『MUD』と同様にアーカンソー州で撮影が行われた。殺人容疑のかかった3人の少年のうち1人の母親であるパム・ホブス役を演じた。インタビューによるとエゴヤン監督はこのキャスティングについて感情的な演技を必要としていて、ウィザースプーンに会い長時間かけて話し合った結果、ウィザースプーンはこの役への挑戦を切望したと語った。2012年6月から7月にかけてジョージア州で撮影が行われた。撮影中、ウィザースプーンは第三子を妊娠中であった。2013年9月8日、トロント国際映画祭にてワールド・プレミアが行われた。2014年5月9日、限られた映画館で限定公開された。 2013年4月、カナダのフィリップ・ファラルドー監督による『グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜』の製作がジョージア州アトランタで開始された。実際に起こった「スーダンのロストボーイズ」を基にした、宝くじの賞金でスーダンの4人の若い難民を助けアメリカに移住させる、気の強いアメリカ人女性役を演じた。2014年10月3日に公開された。 2013年夏、カリフォルニア州パサデナにてトマス・ピンチョンの小説『LAヴァイス』の映画化『インヒアレント・ヴァイス』の撮影が行われた。ウィザースプーンはギリアン・フリンの小説『Gone Girl 』の映画化『ゴーン・ガール』に出演せず、自身のプロダクション会社パシフィック・スタンダードが製作した。ウィザースプーンと仕事上のパートナーはデヴィッド・フィンチャー監督の映画『ゴーン・ガール』に少しだけ関わり」、『ゴーン・ガール』と同じ撮影開始日にパシフィック・スタンダードはシェリル・ストレイドの体験記の映画化『わたしに会うまでの1600キロ』の製作を開始した。ウィザースプーンはこの作品でパシフィック・クレスト・トレイルの1,000-マイル (1,600 km)を歩いたストレイドの役を演じて主演した。2014年12月に公開されて評論家の称賛を得て、『シカゴ・トリビューン』のマイケル・フィリップスは「ウィザースプーンのキャリアの中でも抑えた演技だが、それが効果的となっている作品である。粛々と絶え間なくストレイドの切望、苦悩、情熱、楽観を表現している」と記した。この映画はスランプからの復帰作として宣伝され、2度目のアカデミー賞ノミネートとなった。 2014年5月、ルイジアナ州にてコメディ映画『キューティ・コップ』の撮影が開始された。ウィザースプーンは麻薬密売組織のボスの未亡人(ソフィア・ベルガラ)を守ろうとする警察官役を演じた。2015年5月8日に公開され、一般的に不評であり興行収入も振るわなかった。 2015年1月、『ハイスクール白書』のペイン監督とマット・デイモン主演『ダウンサイズ』で再びコラボレーションする予定だったが、のちに降板した。
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